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瀬生ひろ菜さんの指先や肩に止まるセキセイインコのきい(左)とそら=川崎市内で
瀬生ひろ菜さんの指先や肩に止まるセキセイインコのきい(左)とそら=川崎市内で
プロフィール

せお・ひろな 岡山県出身。10代後半から芸能活動を始め、2010年に作詞家・にしかずみさん主催のカラオケ大会で優勝。7月24日に徳間ジャパンより「味恋酒(みれんざけ)」でシングルデビュー。カップリング曲はご当地ソングの「伊東で逢(あ)いましょう」

瀬生ひろ菜さんとそら、きい セキセイインコ(ともにメス 1歳2カ月、1歳)

幸せを運ぶ2羽
いつかは共演も

 「軽演歌のマドンナ」として注目される瀬生ひろ菜さん。この7月にメジャーデビューを果たす。インディーズ版で既にCD2枚を世に出し、パワフルな歌声で多くのファンを魅了する。そんな瀬生さんが大切に育てているのが、セキセイインコの「そら」と「きい」。

 「去年の4月にそらを迎え、1羽では寂しいだろうと思って、その2カ月後にきいを求めました」

 2羽とも、出会ったときはまだ小さなヒナ。2時間おきにさし餌をしながら、愛情込めて育てた手乗りインコだ。ケージから出すと、瀬生さんのそばを離れずに肩や手に止まっている。

 「犬や猫が人間になつくのはわかりますが、鳥が、こんなになつくなんて思いもしませんでした。特にそらは、私のところから離れません。私が触ろうとすると、首を大きく上下にふって親愛の情を示します。犬が尻尾をふって喜びを表現するのと同じみたいで、そんなしぐさを見ているだけでもかわいいですね」

 瀬生さんを癒やしてくれる2羽のインコ。仕事を終えて家に帰ると、部屋に入るやいなや、ピロロピロロとさえずり、熱烈に大歓迎してくれるという。

 瀬生さんにとっては貴重なラッキーバードでもある。

 瀬生さんは、父親が地元でカラオケの先生をしていた影響もあり、幼少時から歌が大好き。数多くのカラオケ大会や歌謡イベントに出場しては、入賞・優勝してきた。実力十分の瀬生さんだが、今回デビューするまで、なかなかチャンスに恵まれなかった。

 ところが、昨年春にそらと出会ってから、瀬生さんに幸せの風が吹き始めた。

 「たくさんのヒナの中からそらを選んだときに、本当にきれいなブルーだったので、『幸せの青い鳥』だと思いました。その後、作曲家の先生との話がどんどん進んでいったんです。そして『幸運の黄色い鳥』のきいが家に来たら、その話がもっと具体的になって」

 話がまとまり、実際に歌の練習が始まると、2羽の応援も始まった。

 「家で歌の練習をすると、合唱したいのか、そらときいが一緒になってすごい勢いで鳴きだすんです。私を応援してくれているのかもしれませんが、近所迷惑なくらい大きな声。これにはちょっと困ってしまいました」

 演歌をベースにしながらも、音楽のジャンルを超え、子どもからお年寄りまで楽しめるステージを展開する瀬生さん。ひょっとして、鳥たちもその歌声に魅了されているのかも…。

 「そらときいには本当に感謝しています。いつかは2羽の合いの手の入った曲を歌いたいですね」

(文・宮西ナオ子、写真・圷真一)