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チップ装着時は登録を忘れずに

 愛犬にマイクロチップが装着されているのに、肝心のデータの未登録などで身元が分からず、迷子になる犬が多数-。東京都動物愛護相談センターに収容されたマイクロチップ装着犬の調査で、こんな実態が分かった。

 調査期間は2009年4月から約3年。センターが扱った犬約1600匹のうち、チップが入った収容犬(迷子犬)は59匹いた。だが、このうち9匹がデータ無登録、21匹は登録後の転居などで飼い主にたどりつけなかった。

 マイクロチップは15桁の数字を読み取り、コンピューターで情報を照会する。装着と同時に「動物ID普及推進会議(AIPO)」にデータを登録する必要があり、未登録では役に立たない。

 センターは「最近はペット店が販売前の犬にチップを装着することも多いので、飼い主が自分で登録をする必要性を認識していないケースもあるのでは」と推察する。

 一方、チップが装着され、かつデータも有効な迷子犬は、平均返還日数2.2日で、チップがない犬より1日早く家に帰っている。

(2013年4月6日)

◆新刊「みんなどきどき動物園 ライオン、パンダ、サルほか」(監修・横浜市立動物園ほか、文・池田菜津美、写真・松橋利光、新日本出版社、1470円)
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 ライオンはけんかするの?獣医師はどんな仕事をしているの?動物園の裏側を飼育員が分かりやすく教える。小学校低学年以上。