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長い耳をしたスパンキー。「食事の時はスヌード(耳カバー)で耳を押さえています」と笑う陣内恵理子さん=東京都港区で
長い耳をしたスパンキー。「食事の時はスヌード(耳カバー)で耳を押さえています」と笑う陣内恵理子さん=東京都港区で
プロフィール

じんない・えりこ 1963年生まれ。東京都出身。16歳でモデルデビューして以来、雑誌やショー、CMなどで活躍中。馬術は全国大会に出場するほどの腕前。

陣内恵理子さんとスパンキー イングリッシュコッカースパニエル(オス 3カ月)

穏やかな2代目
夫も一緒に散歩

 ファッション雑誌などで活躍するモデル、陣内恵理子さんの愛犬は、生後3カ月の「スパンキー」。大きな耳と巻き毛が特長のイングリッシュコッカースパニエルだ。

 活発な猟犬のはずだが、陣内さんのひざに乗り、おなかを出して甘える様子は、犬というよりクマの縫いぐるみのよう・・・。

 「このスパンキーは幼いときからおとなしい性格なんです。うちには同じ犬種の初代スパンキーがいたんですが、そちらはとても活発でしたから、だいぶ違いますね」と陣内さん。

 初代スパンキーは、夫で俳優の陣内孝則さんがペット店で一目ぼれし、飼い始めたという。命名も孝則さんで、スパンキーは「元気な、勇気のある」という意味とか。

 運動量の多い犬だが、20年にわたる馬術のキャリアを持つ恵理子さんにとっては、「子どものようにかわいい存在」。一緒にファッション雑誌に登場したこともある。

 「でもスパンキーは世話人の私より、主人が大好き。主人が帰ってくると、いつもべったりくっついていました」

 そんな元気な愛犬が昨年9月、突然死んでしまった。

 「朝、元気がないなあと思ってたら、午後に嘔吐(おうと)と下痢。すぐ病院に運びましたが、数時間後に血を吐いて死んでしまいました。散歩で何か悪い物を食べたのかもしれませんが、原因不明で・・・。まだ8歳でしたし、ショックでしたね」

 愛犬の火葬が終わったとき、孝則さんが言った。「スパンキーは突然旅立ってしまったから、きっとすぐ生まれ変わってうちに帰ってきたがっていると思う。だから早くまた犬を飼おう」

 恵理子さんもまさに同じ思いだった。その日のうちにブリーダーに子犬を頼んだ。

 「友人にも愛馬や愛犬を亡くした経験を持つ人が多いので、励まされました。動物と暮らす以上、その死も受け入れなくてはならない。そして新しい犬を迎えようと」

 やがて10月にブリーダーのところに子犬が生まれ、昨年のクリスマスの直前に家にやってきた。

 「数カ月ぶりに家の中がぱっと明るくなりました。2代目は賢くて、マテ、スワレもすぐ覚えました。スパンキーが、バージョンアップして帰ってきた感じです!」

 子どもたちも独立した今、犬は夫妻に欠かせない存在となっている。

 「たとえば、犬がいなかったら、夫婦でのんびり近所を散歩することなんてなかったでしょう。スパンキーがいると、休日はカフェをはしごしながら犬友達とおしゃべりして、最後に軽く一杯・・・というすてきな時間を過ごせます。そろそろ2代目もお散歩デビュー。友達もみな楽しみに待っていてくれます」(文・宮晶子、写真・戸上航一)