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菅原進さんとミント。「若いこの子が、一番人懐こくて遊び好きです」=都内の自宅で
菅原進さんとミント。「若いこの子が、一番人懐こくて遊び好きです」=都内の自宅で
プロフィール

すがわら・すすむ 1947年生まれ。東京都出身。青山学院大卒。兄の孝さんと「ビリー・バンバン」を結成、「白いブランコ」でデビュー。2月に新アルバム「愛は祈りのようだね~Northern Lights~」を発売。

菅原進さんとマーブル、チョコ、ミント 猫(オス3歳、同推定8歳、メス1歳)

実は動物好き・・・
3匹次々迎える

 兄弟デュオ「ビリー・バンバン」の弟、菅原進さんの猫は「マーブル」「チョコ」「ミント」。3匹合わせて意味がつながるように名づけたという。すべてこの1年ほどの間に飼うことになった猫だ。

 一番年下のミントが人懐こく、遊び好き。

 「まだ若いせいか、輪ゴムを食べたり、トイレ以外の場所でウンチしたり、いろいろやらかします。この前は、僕がギターをひきながら作曲していると、床に置いた歌詞の紙にのっかって、ぐしゃぐしゃにしてしまいました。でも怒れませんね」と笑う。

 だが、猫たちも心得たもので、菅原さんのギターには決していたずらをしない。

 猫たちを飼うきっかけは3年前。野良猫が庭に子猫を3匹連れてきて子育てを始めた。「とてもかわいくて、えさをやっているうち、1匹がよく懐いてきました。それが最初に飼うことにしたマーブルです」

 菅原さんはこれまで、ペットを飼ったことがなかった。動物は好きだが、アレルギーがあり、飼えないと思っていた。だが、マーブルと一緒にいてもアレルギー症状は出てこない。これなら大丈夫と、1年前、家に入れた。

 そのうち母猫がいなくなり、きょうだいの1匹は警戒心が強くて近づけず、今も外で生活。もう1匹は近所の人が保護したと聞いた。

 「そのころ近くで見つけたのがチョコです。マーブルのきょうだいだと思って近づいたら、とても具合が悪そうなので保護しました」

 チョコは猫エイズのキャリアーと分かり、マーブルと隔離して音楽室で飼うことにした。治療で症状も改善し、いまはのんびり静養中だ。

 マーブルは外にいたときは、どんなに大きい猫が来ても、庭のなわばりを守った強い猫だった。飼ってみると、決して人の手をひっかいたりしない、優しい性格だと分かった。ただ問題は毎晩、外に出たがって、窓の前で夜鳴きをすることだ。

 「やはり友達猫がいたほうが気分も変わるのではと思い、友人に相談すると、その紹介でボランティアの人がミントを連れてきてくれました。2匹は初対面ですぐ仲良くなりました」

 これが功を奏し、マーブルの夜鳴きはだいぶ収まった。妹分のミントを優しく世話し、食べ物でもなんでも譲ってやる。ミントのほうもマーブルを兄と慕い、いつもあとをついて歩く。ほほえましい猫たちを眺めながら、菅原さんは目尻を下げっぱなしだ。

 今春にはオマーンの映画祭に日本代表として招かれ、歌声を披露したビリー・バンバン。猫たちにも菅原さんの声は心地よいのかもしれない。

 (文・宮晶子、写真・石井裕之)