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「ロッキーは抱っこされるのが好きなんですよ」と語る松島アキラさん=都内の公園で
「ロッキーは抱っこされるのが好きなんですよ」と語る松島アキラさん=都内の公園で

プロフィール

まつしま・あきら 1944年生まれ。東京都出身。1961年「湖愁」でデビュー、日本レコード大賞新人賞を受賞。今年はデビュー50周年記念キャンペーンを予定。

松島アキラさんとロッキー(シェットランドシープドッグ(オス 12歳))

朝と夕方に散歩
寝るときも一緒

 デビュー五十周年を迎え、記念シングル「Twist and 鮨(sushi)」も昨年発売した松島アキラさん。デビューして間もないころ、「スピッツ」という愛称で呼ばれていた。「当時はスピッツが大流行していたんですね。私もまだ十代だったので、かわいい名前をつけてもらったんじゃないでしょうか」と照れ笑いする。もちろん犬好き。以前はマルチーズ、現在はシェットランドシープドッグを飼っている。

 「ロッキー」という名は、ボクシング好きの息子が映画「ロッキー」にちなんでつけた。

 「妻と息子がペット店に見にいったとき、ロッキーが妻のところに寄ってきたそうです。うちにきたころは、自分の居場所からあまり動かず、臆病に見えました。ところが、初めて外に連れていき、地面に下ろしたら、次の瞬間、ダーッと走り出しました。これはすごい活発な犬だなと」

 以来、ロッキーの散歩係は松島さんに。朝と夕方、それぞれ四キロの距離を一時間かけて散歩してきた。松島さんは「これを十年以上続けたおかげで、私も元気を保っています」と話す。また、夜寝るときも、ロッキーは必ず松島さんの隣だ。

 「普段は妻のほうに甘えているんですが、寝るときはなぜかこっち。夜中に目が覚めても、手を伸ばせば必ずロッキーに触れる。かわいいですよ」

 おっとりして、優しいロッキー。無駄ぼえもなく、他の犬とケンカなどもしない。松島さんも「優等生の犬です」と褒める。

 「でも、数年前、息子が米ハワイで結婚式をあげるというので、ロッキーをペットホテルに預けて、六日ほど家族全員で出かけたんです。するとロッキーはその間は、まったく食事をしなかったそうです。もう家族旅行はできません」

 昨年の冬、ロッキーが今までのように走らなくなった。「寒さのせいかな?と思いましたが、やはり年なんですね。動きもだんだんゆっくりになりました」

 それでも、散歩は好きで、毎日行きたがる。

 「疲れて足が進まなくなると抱っこする。しばらくして下ろすと歩き、疲れるとまた抱っこ…。これを繰り返しつつ、それでも二キロは歩きます」

 そういって、松島さんはロッキーを、ひょいと軽く抱き上げた。いつまでも若々しい松島さんは、愛犬ロッキーにとって頼れる飼い主なのだ。(文・宮晶子、写真・高嶋ちぐさ)