ペット大好き!情報

「楽しいわが家です」と話す渡辺えりさん。左から猫の宙彦(ベッドの上)、雪彦(椅子の上)、犬の笑子(抱っこ)と愛子(手前)=都内の自宅書斎で
「楽しいわが家です」と話す渡辺えりさん。左から猫の宙彦(ベッドの上)、雪彦(椅子の上)、犬の笑子(抱っこ)と愛子(手前)=都内の自宅書斎で
プロフィール

わたなべ・えり 山形県出身。劇作家・演出家・女優・歌手。1996年「Shall we ダンス?」で日本アカデミー最優秀助演女優賞。本文中の一人芝居情報などは本人の 事務所HP で。

渡辺えりさんとワンニャン5匹 ボールパイソン愛子、笑子(柴犬 ともにメス 14、12歳)、夢彦、雪彦、宙彦(猫 ともにオス 14、2、2歳)

盛大な出迎えに
疲れも吹き飛ぶ

 女優の渡辺えりさんの自宅には犬が2匹に猫が3匹いて、毎日が楽しそう。最初に飼ったのが柴犬(しばいぬ)の「愛子」、次いで猫の「夢彦」を迎え入れ、愛子の娘の「笑子(えみこ)」が生まれ、2年前に「雪彦」「宙彦(そらひこ)」の兄弟猫が加わった。「皆が家族みたいなものです。愛子は老いました。最期をみとってやりたい。それが家族の責任ですから」

 渡辺さんは14年前、「愛ちゃん」という役で京都でロケをした。生後2カ月の柴犬と共演することになった。その犬にひかれた。「それまでは犬を飼うなんて、人間の傲慢(ごうまん)だと思っていたのですが、その犬に出会い、いいなあと思いました」

 聞くと、血統書付きのよい柴犬だという。所有者に懇願して、譲ってもらった。名前はもちろん役の名前から。

 すると、近所の人から「犬が1匹では、かわいそう。遊び相手に犬か猫を」と教えられ、生まれたばかりの猫をもらい受けた。「もしも自分の子どもが生まれ、男の子だったら、この名にしよう」と考えていた夢彦にした。

 愛子が2歳になった時、ブリーダーに頼んでパートナーを探し、2匹の子犬が生まれた。1匹が笑子。もう1匹は俳優の柄本明さんにもらわれていった。笑子という名は「自分に子どもが生まれ、女の子だったら」と考えていた。

 そして、2年前、千葉県でドラマの撮影をした際に、スタッフが捨て猫を保護し、近くの動物病院へ連れていった。そこに保護されていた猫が10匹ほどいた。獣医師と話しているうちに、頼まれて生後2カ月ほどの兄弟を引き取ることになった。1匹は全身が真っ白なので雪彦に。もう1匹は、宙(そら)を思わせる深いグレーだったので宙彦と、それぞれ名前を付けた。

 自宅は2階は猫たち、1階は愛子と笑子とテリトリーが決まり、すみ分けしている。夢彦はちょっと気まま。屋根に上るか、外へ出るかして、撮影は猫2匹だけになった。

 渡辺さんは今月21~25日、東京都杉並区の「座・高円寺2」で、一人芝居「乙女の祈り」公演というスケジュールが組まれている。構成・演出も渡辺さん。1時間40分の劇中、観客の視線は渡辺さんだけに。気合の入る仕事だ。けいこは夜遅くまで続く。帰宅すると、猫3匹が玄関までお出迎え。笑子も駆け付け、私がお出迎えしたいと3匹を追い払う。でも、3匹はまた来る。笑子が追い払い・・・。それを渡辺さんは見守っている。

 「とても癒やされますね。またがんばろうと、けいこの疲れが吹き飛びます。自分の本当の子どもの姿を見ているような気持ちですね」(文・草間俊介、写真・五十嵐文人)