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サバンナモニターの「ゴン」を抱え笑顔を見せるヒデミツさん(左)と、ボールパイソンの「タイソン」を持つ娘の秀香さん=東京・亀戸で
サバンナモニターの「ゴン」を抱え笑顔を見せるヒデミツさん(左)と、ボールパイソンの「タイソン」を持つ娘の秀香さん=東京・亀戸で
プロフィール

くーるす・ひでみつ 本名・佐藤秀光。1951年東京都生まれ。1974年にクールス結成以来、ドラマーとして活動中。作詞、作曲も手がける。店は身障者向けのトライク(三輪車)のビルダーとしても有名。活動情報は「 クールス 」で。

クールス・ヒデミツさんとタイソン、ゴン ボールパイソン(性別不明 15歳)、サバンナモニター(同 8カ月)

優しい目が魅力
良き話し相手に

 ロックバンド「クールス」のドラマー、クールス・ヒデミツさん(60)は東京・亀戸で大型バイクのカスタムショップ「チョッパー」を開いている。店の看板はボールパイソンの「タイソン」、サバンナモニターの「ゴン」、そして、文字通り看板娘の長女、秀香さんだ。タイソンもゴンもオスかメスか分からない。

 「子どものころから、ヘビとかが好きで、爬虫類(はちゅうるい)を何かしら飼い続けています。かわいいですよ」

 ニシキヘビの仲間のボールパイソンは、知り合いのペット店から「このヘビはおとなしくて臆病だから、飼いやすい」と譲ってもらった。当時は太さは小指くらい、長さは10センチほどだった。名前は強そうという理由で、ボクシングのチャンピオンからとった。タイソンはおとなしく、飼育ケースから脱走されたことも、かみつかれたこともない。

 餌は生きているマウス。しかし、マウスを飼育ケージにただ入れても、マウスがタイソンをかじり、タイソンは丸くなってしまうので、ヒデミツさんが手で与えているという。マウスはペット店で購入するほか、ヒデミツさんが餌用に飼育している。6月~10月に1週間に1、2匹ほど与える。「寒い時期には冬眠こそしませんけど、餌は食べないですね」

 ゴンも同じペット店から「おもしろいトカゲが入った」と連絡を受けて、迎え入れた。サバンナモニターはサバンナオオトカゲとも呼ばれ、8カ月の今は体長約80センチだが、成長すると1メートルになる。ゴンはオレンジ色がきれいなので、同種のトカゲの中では美形?だという。餌は生きているマウスも与えているが、レバーなども食べる。

 「フェレット用の胴着に、リードをつけて、散歩させるんですよ。サバンナ(草原)でネズミを追いかけて捕まえるんですから、走るのは速いんですよ。だから、逃がしたら、大変です。亀戸に怪獣出現?になってしまいますから」

 ヒデミツさんは1974年にクールスを結成した。還暦の今も、全国をまわり、ステージやイベントをこなす。12月30日にも千葉県のライブハウスに出演する予定が組まれている。大型バイクのハーレーがアメリカンロックのイメージに合い、「かっこいい」と趣味になり、自分で専門店を開いた。最近はトライク(三輪車)も手掛ける。

 では、なぜ爬虫類を?

 「爬虫類はあまり世話がかからないんです。鳴かないし、きれい好きだし・・・」。そこで一呼吸おいて、「まあ、人生いろいろ、独りぼっちの夜もあるから。そういう時は、友だちのように話しかけるんですよ。爬虫類は目が優しいからね」。

 一方、取材の時、そばにいた奥さんに聞くと「爬虫類? もう慣れました」と笑った。(文・草間俊介、写真・藤原進一)