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原田悠里さんとメダカ。金魚鉢などで親と子を分けている
原田悠里さんとメダカ。金魚鉢などで親と子を分けている
プロフィール

はらだ・ゆり 1954年熊本県生まれ、鹿児島大卒、2年間横浜市で教員を務めた後、27歳で歌手デビュー。最新曲やコンサート情報などは本人の 公式ブログ で。

原田悠里さんとメダカ

ほったらかし流
見事稚魚が誕生

 歌手の原田悠里さんは、メダカにはまっている。知り合いから譲り受けたのが、卵を産み、子どもが孵(かえ)った。「ああ、命って、こうやってつながっていくんだなあ。感動しました」と話す。

 原田さんは母親と都内のマンションに住んでいるため、犬や猫の飼育にはあまり適さない。「何かペットが欲しい」と思っていたところ、昨年の夏前、母親の知り合いから、赤いメダカ7匹、黒っぽいメダカ10数匹を譲り受けた。前に金魚を飼っていた金魚鉢を出してきて、プラスチックの水草を入れてみたところ、部屋のインテリアとして、よい雰囲気になった。

 手間もかからず、餌をやり、たまに水を換えるだけ。忙しい原田さんにはちょうどよかったかも。気がついたら、帰宅すると、いつもメダカの鉢をのぞくようになっていた。仕事のストレスからの癒やしになった。

 「メダカはいくら見ても、誰が誰やら、さっぱり分からず、オスかメスかも私には分かりません。それどころか、クロメダカは何匹いるのかも数えられないんです」

 譲ってくれた知り合いが「夏前に卵を産むよ」と言うので、楽しみにしていたところ、今年6月、その知り合いが見に来て、「これだよ」と直径1ミリにも満たない白く見える卵を教えてくれたという。親に食べられないよう、別の鉢に移した。

 「いつ孵るのかなあ」と思っていたら、また知り合いが来て、「孵っている」と指さした。

 「水面に浮かんでいるごみにしか見えませんでした。でも、じっと見ていると、スー、スーとその黒いごみが動くんです。えーっ、驚きというか、感動でした。そのうち、長さ数ミリの糸の端に2つの目が見え始め、それが泳いでいるのです。かわいくて、かわいくて…」

 孵った数は5、60匹もいた。2つのグループに分けて、1つはベランダにおいた睡蓮(すいれん)鉢へ。また、昨年もらった親のメダカたちは1匹も死んではいないという。

 「私のメダカ飼育方法に名前を付けるとすれば、ほったらかし流でしょう。世話をする以外は、あまり構わないようにしています。でも、それって、人間の子育てにも通じるものがあるでしょう」(文・草間俊介、写真・五十嵐文人)