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左目のブチ模様がなんともユーモラスなサンタ。矢島さんの自慢だ=都内で
左目のブチ模様がなんともユーモラスなサンタ。矢島さんの自慢だ=都内で
プロフィール

 やじま・けんいち 1956年生まれ。岐阜県出身。明治学院大卒。81年に俳優デビュー以来、ドラマ約200本、映画約70本に出演。NHK連続テレビドラマ「おひさま」にも出演。

矢島健一さんとサンタ フレンチブルドッグ(オス 6歳)

大好きな散歩と
たばこ我慢比べ

 多くのテレビドラマや映画に出演している俳優の矢島健一さん。愛犬サンタを抱っこした表情は、どんな役柄でも見せない、100パーセントリラックスした笑顔だ。

 「初めて飼う犬なんですが、サンタは期待していた犬のイメージとかなり違いますね。もっと愛情を表現してくれると期待していたのに、サンタはマイペース。僕が仕事で留守しても、あまり寂しがらないんですよ」

 そう苦笑しつつも、サンタの甘えた顔をうれしそうに眺める矢島さん。飼うきっかけは、偶然だった。

 矢島家は猫を飼っており、ある日、奥さんが行きつけの動物病院に行くと、そこに飼い主に見捨てられたサンタがいた。動物病院のペットホテルに預けられたきり、「事情が変わって飼えなくなった」と飼い主は迎えに来なかったのだ。

 そこで、以前から犬も飼いたいと思っていた矢島さんが引き取ることに。12月25日生まれなので、サンタクロースから名をとった。

 そのときサンタはまだ生後半年。猫には一目置き、以後もほどよい距離を保ち、共存。だが、犬に対しては遠慮なく向かっていくという。

 「ちょっと気が強いんだけど、近所の柴犬(シバイヌ)たちがいい遊び相手になってくれます」

 遊んだ後のシャワーも大好き。「帰ったらお風呂だね」と言うと喜んで、家に着くなりお風呂に直行。

 「シャワーで洗い、タオルで全身を拭き、ドライヤーでよく乾かしてもらい・・・と、丁寧に時間をかけてかまってもらうのがうれしいんだろうね。その後は、満足し切って熟睡ですよ」

 だが、一番熱心なのは、もちろん食べること。「食べ物をもらうためにはどんなことだってします」。低カロリーの、どう見てもおいしくなさそうなフードでも、決して食欲が落ちることはないとか。

 そんなサンタだが、先天的に体に問題があったらしく、2年前、椎間板ヘルニアの手術をすることに。

 「しばらくは大好きな散歩も我慢しなければいけない。じゃあ僕も何か我慢しようと思って、たばこをやめてみました。今もそのまま禁煙を続けられています」

 サンタの後ろ脚はまだ完全ではないが、筋肉維持のため適度な運動が必要だ。人も犬も日々努力している。

 「サンタが来て、お金は出ていったけど、幸せは運んできてくれた。これからも元気でいてもらいたいからね」

 来月1日に公開の映画「ドッグポリス 純白の絆」では、警備犬を診る獣医師の役を演じるという矢島さん。愛犬への思いが、役柄にも表れそうだ。(文・宮晶子、写真・中西祥子)