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おそろいのシャツを着た大原かおりさんと銀次社長=都内の公園で
おそろいのシャツを着た大原かおりさんと銀次社長=都内の公園で
プロフィール

 おおはら・かおり 東京都出身。グラビアアイドル、タレント。被災地のペットのためのボランティア活動も行う。本文中のブランドについてはHP「 Otty 」で。

木村品子さんとシーナ、福太郎

一緒におしゃれ
服ブランド設立

 タレントの大原かおりさんの愛犬は「銀次社長」、トイプードルのオスだ。「子どものころからの夢がかなって、やっと飼えた子です。この出会いにとても感謝しています」と目を細める。

 名前は「銀次」ではなく「銀次社長」。変わった名前だ。名前の由来は? 銀次のほうは、かおりさんのお姉さんが子どもに付けようと思って用意していたが、身内全員に反対されて、泣く泣く付けられなかった。

 社長のほうは、大原さんが「オスだから、強そうな名前を付けたい」と思って、友人に相談したところ「社長がよい」とアドバイスされた。「それで、2つの名前を重ね合わせて名を付けました」という。

 子ども時代、かおりさんの実家は青果店だった。隣は精肉店。ともに食物を扱い、衛生上の問題もあり、犬が大好きだったものの、犬を飼うことは許されなかった。

 十数年前、店は閉店となった。それで迎えたのが銀次社長だ。

 「アメリカで見たグラビア雑誌にかわいい犬が掲載されていました。当時はまだ珍しいベアカットのトイプードルだったのですが、犬種が分かりませんでした。その写真を切り抜き、いろいろな人に聞きまくったら、トイプードルだと分かりました。たまたま友人がトイプードルを飼うというので一緒に求めてもらいました」

 初めて会ったとき、小さいぬいぐるみみたいでびっくりしたと話す。

 「子どものころ、いとこの家では犬を飼っていました。犬と触れ合いたくて、小学校のころは、土曜日になると、いとこの家に通いました。犬の散歩をしたり、おやつをあげたり、一緒に寝たりしたくて…」

 散歩中、大好きなおばあちゃんが教えてくれた。

 「お散歩っていうのはね、かおりが楽しむのではなく、犬が楽しむ時間だから、犬をじっと見ていなければだめ。世の中にはルールがあるから、犬にはきちんと躾(しつけ)をすること。そうしないと、犬が困るからね」

 その言葉がかおりさんの心に残り、その言いつけを守って銀次社長を育てた。銀次社長のほうも優等犬に成長し、多くの出会いをもたらしてくれた。

 そのような流れからかおりさんは「ワンちゃんと飼い主さんが深い絆で結ばれること」をコンセプトに、犬のファッションを扱うビジネスを起業し、「Otty(オッティ)」というブランドをたち上げた。オッティとは犬の「お手」からだという。銀次社長とともに犬のファッション向上に取り組んでいる。(文・宮西ナオ子、写真・稲岡悟)