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大きい目と長いまつ毛がチャームポイントのピピ。浜島さんとの外出にも慣れている=東京都内で
大きい目と長いまつ毛がチャームポイントのピピ。浜島さんとの外出にも慣れている=東京都内で
プロフィール

はまじま・なおこ 1976年生まれ。札幌市出身。18歳からファッション雑誌のモデルなどで活躍。TBS系の「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンター役などテレビにも出演中。出演情報などは 公式HP で。

浜島直子さんとピピシーズー(オス 推定1歳半)

初対面でペロッ
運命的な出会い

 さわやかな白いシャツ、白い帽子姿で、愛犬ピピと現れた浜島直子さん。ピピも白い毛をサマーカットにして、2人の雰囲気はぴったりだ。

 だが、お似合いなのは、見た目だけではないらしい。「わが家に来て1年たち、ピピはやっぱりうちに来るべき犬だったなあとしみじみ思います」と浜島さん。実は浜島さんは、ピピを迎える時、かなり迷ったという。

 ピピとの出会いは、川崎市の犬の訓練施設。テレビ番組の企画でそこを訪れた浜島さんは、スタッフにトリミングされているおとなしいシーズー犬を見かけた。

 聞くと、その犬は近くの自治体の動物センターで処分寸前だったところをボランティアが保護し、譲渡会に備え毛をきれいにカットしてもらっていたという。

 「みな感動し、代わる代わる抱っこするので、私も抱っこしてみたら、それまで無表情だった犬が、ペロッと私の顔をなめたんです」

 家に帰っても、その犬のことが頭から離れない。

 しかし、問題があった。浜島さんには、すでに2年前からブリーダーに予約をしていた犬がいたのだ。

 クリサジークという小型犬で、以前仕事でチェコに行ったときに見て一目ぼれし、日本でブリーダーを探した。そろそろ待望の子犬が生まれるはずだった。

 「うちのマンション、犬は1匹まで。それに海外ロケで留守もするので、どちらにしろ2匹は無理…」

 その夜、夫と話し合い、2年間待った子犬をやはりもらうべきだと決めたものの、翌日もスッキリしない。再び施設を訪ね、あの犬を抱いてみた。

 「なんて温かいんだろう!!」。そこには確かな命があった。予約はキャンセルしようと迷いはふっ切れた。

 祖母のかわいがっていた小鳥の名に似せて、ピピと命名した。結婚して12年間、犬が欲しいと思い続け、ついに迎えた愛犬だ。

 「夫はピピを叱れないので、しつけは私。でも、失敗を叱ってもあまり効果がないと分かったので、失敗は無視し、成功した時にめちゃくちゃ褒めました」

 高い棚に上って抱っこをせがむ癖がついたときも、無視作戦。ピピは棚の上で一晩ねばったが、最後は自分から下りてきた。

 今では、夜になると自分から寝床に行き、朝は時間通りに起き、浜島さんが寝坊しても起こしてくれる。

 「もうすっかりうちの子です。ピピとの出会いを大切にして本当に良かった」

 浜島さんにとって、ピピは運命の犬だったのかもしれない。

 (文・宮晶子、写真・中西祥子)