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おぼんさんと3匹の愛犬、左からリロ、ベベとミコ=都内の自宅で
おぼんさんと3匹の愛犬、左からリロ、ベベとミコ=都内の自宅で
プロフィール

おぼん 1949年大阪市生まれ。本名・井上博一。65年こぼん(馬場添良一)さんと漫才コンビ「おぼん・こぼん」を結成。演芸場やテレビで活躍。現在、漫才協会副会長。

おぼんさんとベベ、リロ(ヨークシャーテリア 15歳、7歳) ミコ(柴犬 11歳)=3匹ともメス

3匹連れ1時間
散歩で日々健康

 いつも舞台で明るい笑いを振りまいている漫才師、おぼん・こぼんのおぼんさん。都内の閑静な住宅街にある自宅に戻ると、ヨークシャーテリアのベベとリロ、柴犬のミコが出迎えてくれる。「仕事から帰ってきてソファで横になっていると、犬たちが寄ってきて頭をなでてくれとせがむ。たまらなくかわいくて、疲れも吹き飛ぶんです」と話す。

 ちなみに3匹ともメス。夫人と2人暮らしだから、“オス”はおぼんさんだけ。それだけではない。2人の娘とも近所に住み、孫を連れてよく遊びに来るが、孫もみな女の子だという。「僕は家では絶対的な少数派かも」

 さて、最初に飼ったのはベベ。15歳になり、目と耳がやや不自由に。おしっこも所構わず、するようになってしまった。

 「さんざん僕たちが楽しませてもらったのだから、『もう楽にしていいよ』と好きにさせているんです」

 隠居生活をゆったり過ごしているようなベベに対して、柴犬のミコは誰にでも優しくておっとり。ヨークシャーテリアのリロは時々、羽目を外すとか。それぞれの性格の違いも面白いという。

 「でも、やっぱり3匹もいると…。都会で犬を飼うのは、それなりの気遣いや覚悟も要ります。吠(ほ)えないようにしつけました。ただし、このあたりは野生のハクビシンが出てくることがあって、そのときだけは血が騒ぐのか、ものすごい勢いで吠えるんですよ」

 犬を飼い始めておぼんさん自身のメリットになったことがある。毎日1時間3匹を散歩させることだ。

 タップダンスを取り入れた漫才や、自らトロンボーンを吹くバンド演奏など、絶えず新たなチャレンジを続けており、健康でいることが何よりも大切だ。

 「犬を散歩させている合間に体操をしたり、スクワットをしたりしていてね。自分1人だけではなかなか1時間も運動はできないんですが、犬たちがいるおかげで健康にさせてもらっていると思いますね」

 散歩で立ち寄る公園で犬仲間と会うことも楽しみの1つ。ペットに関する情報を交換したり、犬好き同士の会話がはずむ。

 「ディナーショーやコンサートがあれば、そのチラシを回覧板のように回してくれるんです。犬仲間がよく来てくれるんですよ」

 犬が3匹いると預けることも大変で、以前はよく行っていた家族旅行も行けなくなったが、その分、犬たちを通じて家族の絆も強まったという。自分たちの余生を最後まで犬と一緒に過ごすことが願いだ。(文・民井雅弘、写真・安江実)