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ポッキー(右)とリッキー、「健康には気を使っています」と話す竜小太郎さん=東京都内で
ポッキー(右)とリッキー、「健康には気を使っています」と話す竜小太郎さん=東京都内で
プロフィール

 りゅう・こたろう 1974年東京生まれ。初代浪速のチビ玉。師の勝小竜さんから名をもらう。現在、舞台のほか映画、テレビでも活躍。公演情報などは本人の 公式HP で。

竜小太郎さんとリッキー、ポッキー ダックスフント(オス 11、10歳)

家で2匹と戯れ
ストレスを発散

 竜小太郎さんの愛犬は、ダックスフントのリッキーと1歳年下の弟ポッキーの兄弟。竜さんは舞台俳優として体を鍛え、日常のしぐさでも動きに切れがある。犬の兄弟も飼い主に負けず劣らず、スリムなボディーで、よく動く。「兄は活発で、お風呂嫌い。弟はおっとりしていて、お風呂が大好き」と目を細める。

 兄弟は「ハウス」でケージに入るのをはじめ、お座り、伏せ、チンチン、ごろん-などをこなす。竜さんは忙しくても散歩は欠かさず、「私も犬もメタボにならないよう、健康には気を使っています」と話す。

 竜さんは大衆演劇界のちょっとしたスーパースターだ。舞台に立てば、「流し目のスナイパー」と呼ばれ、ファンは多い。父親がいわゆる旅回り一座の役者だったので、7歳から“浪速のチビ玉”として舞台に立ち、今日は北海道、明日は九州など全国津々浦々、2週間に一度は転校を繰り返してきた。父は今も現役で舞台に立っている。

 「もともと犬好きだったんですが、役者の父からは犬は『客がいぬ』に通ずるからだめだと言われて」

 12歳の時、「学校へ行きたい」とチビ玉を卒業した。高校時代は東京都葛飾区で過ごし、卒業後、本格的に俳優の道を目指した。

 独り立ちしてから、知り合いのブリーダーからリッキーを迎えた。家に連れ帰ったその日、手のひらに乗るくらい小さく、スポイトでミルクを与えながら、「そういえば、今日は亡くなった母親の月命日だったなあ」と思った。

 名前は当時好きだった外国のアーティストから名付けた。翌年、同じブリーダーからポッキーも迎えた。「弟は何も動かず、ポーッとしているように見えたので、ポッキーと名付けました」

 竜さんは4月14、18両日、大衆演劇が盛んな東京・浅草公会堂で、自分が座長になって公演する。リーダーとして自分にも厳しく、出演の役者やスタッフなどファミリーにも厳しい。常に気を張っていなければならない。

 竜さんは一人暮らし。自宅で兄弟が帰りを待つ。「外では突っぱっていても、帰宅してドアを閉めた瞬間、2匹に『元気でしたでちゅか』などと赤ちゃん言葉になって話し掛けてしまいます」と笑いながら話す。

 自宅には兄弟のために大きなケージを置いている。竜さんはお酒をややたしなむ。ある夜、酔っていい気持ちで帰宅した。「帰宅したところまでは覚えているけど…。いい夢を見たなあと目が覚めたら、ケージの中で寝ていました。体の上では兄弟も寝ていて、自分でも笑ってしまい、さらに兄弟がかわいくなりましたね」

 (文・草間俊介、写真・高嶋ちぐさ)