ペット大好き!情報
愛犬のピン(右)とココを抱き、笑みを見せる山田美保子さん=都内の散歩道で
愛犬のピン(右)とココを抱き、笑みを見せる山田美保子さん=都内の散歩道で
プロフィール

やまだ・みほこ 放送作家、芸能コラムニスト。東京都出身、青山学院大卒。テレビだけでなく、雑誌の連載などでも活躍中。本人のブログ「 山田は見ていた 」。

キ山田美保子さんとピン、ココ ミニチュアピンシャー(メス 7歳、3歳)

動物嫌いが一転
子育てモードに

 放送作家として活躍中の山田美保子さん。自他ともに認める大の犬好きだ。もはや愛犬ピンとココなしでは生きていけない毎日なのだそうだが、実は、子どものころは、犬が嫌いで、どちらかといえば怖かったという。だから、今かかわっている動物バラエティー番組の仕事も、最初はむしろ、「動物嫌いからの視点が必要だから」と言われ、引き受けたと話す。

 山田さんが「愛する存在」に出会ったのは7年前。たまたま引っ越したマンションが「ペット可」であることを知り、もともと犬好きなご主人がミニチュアピンシャーを飼いたいと提案した。反対する理由もない。ご主人はインターネットを駆使して探した。ピンは生後2カ月の時、沖縄のブリーダーの元から航空機に乗ってやってきた。

 しかし東京の空気があわなかったのか。来た早々、ひどい咳(せき)に悩まされた。初めて犬を飼う山田さん。心を痛めて、さまざまな獣医師に診てもらっても症状は一向に改善しない。「先天的なものかもしれない。返したほうがいい」とまでいわれた。

 しかし、山田さんは、ピンと出会って2日目には、すでにピンに夢中に。慣れない介護に疲れ果てたご主人が「やっぱり返したほうがいい」といったが、それにも反論。けんかまでして、ひたすらピンを守ってきた。

 「当時、ちょうど赤ちゃんを流産した後。ですからピンは、その赤ちゃんの代わりみたいに愛(いと)おしくて…」

 幸いなことに、1カ月が経過して、ピンの咳はうそのようになくなり、元気な子に成長した。以後、山田さんのピンに対するでき愛ぶりは強烈さを増した。ブランド物のハウスやバッグを惜しげもなく与え、さらには、おやつを与えすぎたのが原因か? ピンは、この犬種にしては、かなり立派に成長した。

 山田家水入らずで、「箱入り娘」として育ったから、他の犬を怖がるようになった。そんなピンを見て、多頭飼いを決意した。

 4歳になった時、同じブリーダーからココを迎えた。5.4キロのピンに比較して、ココは2.2キロの極小サイズ。「親子ですか?」と間違えられる。

 ピンとココと暮らし始めて、山田さんの生活はがらりと変わった。

 「それまでは毎日、朝から晩まで外出ばかり。でも今や、すっかり『引きこもり』状態。この子たちを誰かに預けるのも心配だから、旅行にも行かない。海外旅行なんて、とんでもない。人間の子育てには比べようもないかもしれないけど、今、私は、すっかり子育てモード全開です」

 (文・宮西ナオ子、写真・淡路久喜)