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「チャンプ、激励ありがとう」、森本さんとチャンプ=東京・下北沢のけいこ場近くで
「チャンプ、激励ありがとう」、森本さんとチャンプ=東京・下北沢のけいこ場近くで
プロフィール

もりもと・りょうじ 1982年生まれ、大阪府出身。テレビドラマ「ごくせん」の生徒役でデビュー。「仮面ライダー剣」のカリス役で人気に。本文中の舞台情報はHP(「SET」で検索)で。

森本亮治さんとチャンプ トイプードル(オス 5歳)

実家暮らしでも
きずな深い“2人”

 俳優の森本亮治さんの愛犬は全身真っ黒なトイプードルのチャンプ。取材の時に、ひょいと立ち上がり、歩いたり、クルッと回ったりして、技を披露してくれた。森本さんもにっこり。

 ほかに、通常のお座り、待て、お手はもちろん、人が「ワン」と言うと、「ワン」と答えたり、「ゴロン」と言うと、腹を見せて転がったり。あるいは、「アゴ」と言うと、身をかがめて人の足とかにあごをのせたりもできるという。「生後半年から1年くらいの間に、しつけと一緒に技も教えました」

 チャンプとの出会いは、一人暮らしが物足りなかったので、気に入った犬がいたら、飼おうかな、と立ち寄ったペット店だった。トイプードルとマルチーズの2匹の子犬が気になった。どちらにしようかと迷った。「2匹を同時に放したら、トイプードルが先に僕に寄って来てくれたので、こっちのほうがなつきやすいかな」と選んだ。名前は「僕の中ではチャンピオン」ということで、チャンプに決めた。

 それ以来、森本さんとチャンプの“家族2人”の生活が始まった。散歩がてら一緒にジョギングをしたり、一緒に風呂に入ったり。褒めたり怒ったり、いつの間にか人に接するように、チャンプと接するようになっていたという。

 また、泊まりがけの仕事の時はあらかじめ知人に預け、仕事が遅くなっても、予定外の外泊はしなくなった。

 「だって、チャンプが1人で待っているでしょう。それって、飼い主の責任ですよね」

 森本さんが犬を飼い始めた直後、チャンプを見た実家の両親も犬が欲しくなり、同じような黒いトイプードルを迎えた。森本さんはテレビ朝日系の「仮面ライダー剣(ブレイド)」でカリスというライダー役を演じたので、両親らはそれから名前をとってカリスと名付けた。

 しかし、森本さんの仕事が忙しくなり、二人暮らしを2年余で終わりにし、チャンプを実家で預かってもらうことにした。チャンプにとってはカリスという、よい遊び仲間ができたけれど、森本さんは2、3カ月に1度くらいしか会えなくなった。それでもチャンプは森本さんを忘れず、顔を見ると、喜びを全身で示しながら駆け寄って来るという。「僕を忘れていない。うれしいですね」

 森本さんは2月10日から、都内で、「バラシ」という題の舞台で主演する予定が組まれ、けいこが忙しい。そんな時に母親がチャンプを連れて激励に来てくれた。「やはりチャンプはペットを超えて家族です」。チャンプの激励を受け、舞台にかける気持ちを新たにしたという。

 (文・草間俊介、写真・高嶋ちぐさ)