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活発なノボリート(左)と、温和なポン太。「どちらも血筋は不明ですが、人なつこいんです」と梅沢さん=都内で
活発なノボリート(左)と、温和なポン太。「どちらも血筋は不明ですが、人なつこいんです」と梅沢さん=都内で
プロフィール

うめざわ・ふみひこ 東京都中央区の「十仁病院」の院長。東京都生まれ。慶大医学部卒。日本美容外科学会会頭。「永遠美人-アンチ・エイジングで『きれい』のすすめ」など著書多数。

梅沢文彦さんと4匹 ノボリート、ポン太(ともにミックス オス 推定4歳) フリーダ、ノラクロ(ともにチワワ メスとオス 1歳)

粗食を基本に
自然な健康美

 日本の美容外科のパイオニアである梅沢文彦さんの自宅には、書斎の窓側に4つの犬用ハウスがズラリと並んでいる。扉を開けると、小型犬4匹が飛び出し、梅沢さんの足元に群がった。誰よりも早く飼い主の体に上っていくのが、毛の長い「ノボリート」。重そうな体で足元でウロウロしているのが、パグ犬に似た「ポン太」だ。他の2匹は若いチワワ犬。

 「ノボリートとポン太は、雑種(ミックス)でしょう。飼い主がいなくなったというので、引き受けた犬たちです」と梅沢さんが紹介する。

 2匹とも都内に住む外国人のボランティアから譲り受けた。米軍の家族が飼っていたが、帰国するとき手放したという。「どちらも人なつこくて、かわいそうだからね」

 梅沢さんは以前から不幸な境遇の犬を見捨てられないたちのようだ。前にも、ペットショップに“返品”された大型犬をひきとったとか。

 それ以外にも、チャウチャウ、アメリカンコッカースパニエル、ボルゾイなど、いろいろな種類の犬を飼ってきた。梅沢さん宅の広い庭で、以前は犬たちがかけまわっていたという。

 「犬はみんなかわいい、正直だもの。かむ犬だってかわいいよ。かわいがれば、必ずなついてくれるから。でも、昔に比べると、みんな性格がよくなったね。昔と違って、いじめられることもなく、家の中でかわいがられているからでしょう。犬も幸せになった」

 最近は、さすがに大型犬は飼うのが大変で、チワワなど小型犬だけ。プロの犬の訓練士が毎日来て、しつけや健康管理をする。

 「この前、1歳になるチワワが、遊んでいて家具にぶつかり、目が飛び出してしまって。どうしたらいいか分からず、夜中に救急動物病院に運びました」

 医師の梅沢さんも驚いたが、チワワにはよくある事故らしく、目に傷がなければ目の位置をもどせばよいと。大事に至らずに済んだ。

 また別のチワワは、体が小さくて弱く、3度も死にかけ、酸素吸入したり栄養剤を点滴したり。

 「最近、小さい犬がはやりとかで、チワワがさらに小型になった。でも、体が小さいと、栄養が不足したときすぐ低血糖で倒れてしまう。純血種は難しいね。犬はなるべく自然のままがいい」

 梅沢家の犬たちは粗食が基本。洋服も着せない。ただし歯磨きはまめに。コットン製の歯磨きボールを愛用しているそうだ。

 「毛のケアも大切。いま、犬に刺激の少ないシャンプーを開発中です」。美容医学のプロは、本来の健康美を大切にするようだ。

 (文・宮晶子、写真・佐藤哲紀)