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一緒にコートを着て散歩。「トゥルーはみんなに声をかけられます」と自慢する泰葉さん
一緒にコートを着て散歩。「トゥルーはみんなに声をかけられます」と自慢する泰葉さん
プロフィール

やすは 1961年生まれ。父は初代林家三平さん。「フライディ・チャイナタウン」でシンガー・ソングライターとしてデビュー。結婚中は活動を休止していたが、2008年に活動再開。

泰葉さんとトゥルー ポメラニアン(オス 9カ月)

真っすぐ生きる
私のお守りです

 雪の妖精のようにふんわりした泰葉さんの愛犬。その名も、「トゥルー(真実)」。いつも真っすぐに生きる泰葉さんらしい命名だ。

 「初めての犬なんです。ポメラニアンという種類も知らなかったんですが、ペット店で出会いました」

 これまでペットを飼った経験はなかったが、子犬のトゥルーに目がくぎづけになった。そのとき一緒にいた知人にも、「ペットは心を穏やかにしてくれるものだから」と勧められた。

 しかし、衝動買いはしないタイプ。1週間考えた末に購入を決めた。店の人に「お仕事が忙しいでしょう?ちゃんと犬と一緒にいてあげられますか?」と確認された。良心的な店だと思った。

 「ちょうど曲作りの期間だったので、家にいることが多く、トゥルーと一緒にいられました。ピアノで作曲している間、ずっと足元にいてくれて、励みになりましたね」

 泰葉さんはそのころ、人生の転換期で悩み、家に引きこもりがちだった。そこにトゥルーが来て、連れて出かけるようになった。カフェに行くと、たくさんの人がトゥルーに声をかけてくる。外出が楽しくなった。「ほんとに犬ってすごい。私に笑顔をもどしてくれました」

 穏やかな性格のトゥルーだが、最初はいたずらとも格闘した。

 「あちこちガリガリして大変でした。でも、怒ると目に涙をためてみせる。ずるいなあと。弟(落語家の林家正蔵さん)の子どもたちにもかわいがられて、実家の近くで公園デビューしました」

 愛犬に健やかに育ってほしいと、食事もいろいろな素材を試し研究した。だが、ある日オクラを食べさせたら、おなかを壊してしまったとか。今は豚肉や鶏のササミ、野菜はイモ類やカボチャが中心だ。

 「嫉妬(しっと)で、おなかを壊したこともあります。トゥルーを買ったペット店にまたかわいい子犬がいたので、トゥルーと毎日眺めていたら、下痢しちゃった。焼きもちからきたストレスだったんでしょうね。私はおまえだけだからね、と何度も言いました」

 動物の直感はすごい。そのせいか、トゥルーと一緒だと、出会う人はいい人ばかりだという。「真実の愛を見抜く力を、トゥルーは授けてくれたのかも」

 過去から心機一転、今月2日に発表したシングル「I Believe」には、愛犬への感謝も込められているに違いない。

 「ライブの時も、ピアノの上にトゥルーの写真を置いています。私のお守りですね」

 (文・宮晶子、写真・中西祥子)