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白鳥さんと3匹。アンナ(左)、ルナ(中)は立ち耳、ミルク(右)は折れ耳=都内で
白鳥さんと3匹。アンナ(左)、ルナ(中)は立ち耳、ミルク(右)は折れ耳=都内で
プロフィール

しらとり・さなえ 栄養学博士。日本女子大卒。「お母さんの愛の食育研究会」を主宰、子どもと大人の食育活動を行っている。「コンビニらくらく満腹ダイエット」など著書多数。

白鳥早奈英さんと3匹のスコティッシュフォールド ミルク(オス 7歳)、アンナ、ルナ(ともにメス 10カ月)

目が合った瞬間
猫好きとわかる

 心身の健康を研究している栄養学博士、白鳥早奈英さんは、大の動物好き。「子どもの時から犬や猫はもちろん、鳥も昆虫も大好き。外猫も家になつき、皮膚病で誰も寄りつかないような犬だって、私になついてきました。クワガタムシもかわいい。ケースの中にいる姿を見ていると、もういとおしくて…」

 現在、同居しているのがスコティッシュフォールドの3匹。この猫種の特徴は、前に折り畳まれたような小さな耳。1961年にスコットランドで突然変異で生まれ、米国で改良されたという。短毛種と長毛種タイプ、折れ耳と立ち耳タイプがある。

 白鳥家のミルクは折れ耳タイプ。今年2月6日生まれのアンナとルナの姉妹は、立ち耳タイプだ。

 白鳥さんは長い間、米国のアトランタ市とニューヨーク市に住み、さまざまな外猫の面倒をみてきたが、帰国後は都心のマンションでアメリカンショートへアの美々(みみ)と同居。

 「私のことが大好きな子でした。いつも私の顔をじっと見ており、息子からも『この猫みたいにお母さんを好きな存在はほかにいないよ』といわれていたほどでした」

 その美々が9歳になり、ちょっと寂しそうだったので、よき友達になるようにと祈りをこめて、生後3カ月のミルクを迎えた。「美々は少し気が強かったので、スコティッシュフォールドがよいかなと思いました。癒やし系でおとなしく、どのような子とも合うと聞きましたので…」

 インターネットで探し、ミルクを見つけた。来た日の夜、家の中を走り回るほどのやんちゃぶり。しかし、10カ月下痢が続き、体重は増えなかった。かなり心配したが、1年もするとすっかり元気になり、美々とも仲良く暮らすようになった。

 「美々は2年前に13歳でがんで亡くなりました。半年くらい前にぜいぜいするので病院に行ったのですが、原因がわからず。東大の動物医療センターで検査を受けた時にはすでに手遅れでした。実は、その当時、私もがんの宣告を受けていたのですが、奇跡的に立ち直りました。美々は私の身代わりで病気をもらってくれたように思うのです」

 美々が亡くなった後、ミルクはがっくりして食欲をなくしてしまった。そこで、迎えたのがアンナとルナ。

 白鳥さんは現在、猫好きな人たちと毎月5000円の猫貯金をして、外猫を助ける活動をしている。

 「猫ってね、目が合った瞬間に猫好きかどうか、わかるみたいですよ。すぐに寄ってきますから」

 (文・宮西ナオ子、写真・市川和宏)