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「犬と猫と人間と」 動物救済のルポ映画

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 ボランティアや自治体の動物救済の現場を取材したドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と」が今月10日から東京都渋谷区のユーロスペースで公開される。飯田基晴監督は、ある女性から「不幸な犬猫を減らすための映画をつくってほしい」と依頼されたという。

 飯田監督は、日本で1日1000匹近くの犬猫が殺処分されていることを知り、「なぜそんな状況になっているのか」という素朴な問いかけから製作を開始。4年をかけてこの映画を完成させた。

 最初に訪れた千葉県の動物愛護センターで、飼えなくなったペットが次々に連れてこられ、処分されていくのを目の当たりにした。「ペット大国日本は、ペット処分大国でもある」という現実だ。

 次に訪ねた神奈川県の民間愛護施設にいたのは、救い出されたたくさんの捨て犬や捨て猫。どんな動物でも安楽死はさせないというポリシーのもと、スタッフの努力で運営されていた。さらに、監督は捨て猫、捨て犬の現場などもめぐり、命と向き合う人間の葛藤(かっとう)、優しさを映し出していく。

 飯田監督は「この現実をつくりだしたのはすべて人間。変えるために何ができるか、みんなに考えてほしい」とメッセージを送る。映画の詳細はHP(映画名で検索)で。

(2009年10月5日)