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いつも仲良し、リリーと大橋さん=東京都内で
いつも仲良し、リリーと大橋さん=東京都内で
プロフィール

 おおはし・ともかず 俳優。1977年福岡県生まれ。97年バンドのボーカリストとしてデビュー。本文中の舞台情報はHP(「エドワード・ボンドの『リア』」で検索)で。

大橋智和さんとクリーム、リリー チワワ(オス、メスともに9歳)

性格は真逆だが
相性抜群の2匹

 二匹のチワワ、跳ねても寝ころんでも、飼い主の俳優、大橋智和さんはかわいくて、かわいくて仕方がない様子。「もう9年も一緒にいるんです」

 大橋さんは21歳で、芸能界を目指して福岡から上京、マンションで一人暮らしを始めた。実家には柴犬とミックスの二匹が子どもの時からいた。「犬がいるのが普通だったので、何か足りないような気がして」。23歳の時に都内のペット店に行き、「この子だ」と直感的に感じたオスのチワワを迎え入れた。色がクリーム系だったので、クリームと名づけた。

 大橋さんが音楽活動やテレビの仕事などで外に出ると、クリームは一匹だけで長い時間、部屋で過ごす。「寂しい思いをさせているのでは。もう一匹いたほうがいいかな」としばらくして、半年ほど年下のチワワを迎えた。

 今度はメス、名前は候補として書き出したものを順番に口に出して呼びかけてみた。「リリー」。そのとたん、犬が「そう、それよっ」というように反応し、リリーと決まった。

 二匹は大橋さんが留守の間は、いつも二匹で遊ぶ。大橋さんが帰ってくると、「抱っこして」とジャンプしてせがむ。まるで人間の子どものよう。大橋さんがシャワーを浴びると、リリーが下着を持ってきてくれるという。

 昨年、大橋さんが結婚すると、ご主人さまと仲良くする人間の女性に焼きもち? 最初は奥さんとしっくりいかなかったが、すぐにうち解けて“4人”の家族に。

 「二匹は自分が犬だとは思っていないのかも。特に、クリームは4人の一番上だと考えているみたいで」。でも、クリームの性格はガラスのハートだとか。人見知りが激しく、取材の時もリリーだけになった。

 リリーは社交的で、客が来て大橋さん夫婦と話していると、「私も話に入れて」と必ず輪に入って来ようとする。

 3年ほど前、リリーの尿に血が混じっているのを見つけ、動物病院に連れていった。予想外の重病。獣医師に「悪性だったら、あと1年」と言われ、その日に入院させた。自宅に戻り、自然に涙が出て、いつの間にか「何でもっと早く気づいてやれなかったのか」と自分を責めながら号泣したという。幸い手術はうまくいき、すっかり元気になった。

 大橋さんは11月から舞台出演のスケジュールがあり、「けいこなどで夜疲れて帰ってきても、妻と愛犬の出迎えで元気が戻り、舞台に向けて気合が入ります」と笑う。

 二匹と二人の家族の物語、これからも楽しくつづられていくことだろう。

 (文・草間俊介、写真・中西祥子)