あおき・さやか 愛知県尾張旭市出身。フリーアナウンサーとして活躍後、お笑いに転身。フジテレビ「笑っていいとも!」(木曜昼)、テレビ朝日「Qさま!!」(月曜夜)に出演中。
付かず離れず
心地よい関係
東京都内の住宅街にあるレストラン。青木さやかさんがオッポと一緒に現れた。オッポは周囲には目もくれず、視線の先はもっぱら青木さん。青木さんが動くたびに後を追う。青木さん大好きオーラ!?が体中からあふれている。
「家にいても、私が他の部屋に行くと、絶対ついてくるんです。だからといって、ベタベタした関係ではなくて、見えるところにいればいいんですよ。お風呂のときも、あっ、お風呂ね、って確認して、お風呂のドアが見えるところにいます」と青木さん。
オッポを飼うきっかけとなったのは、キャラクター犬がいたテレビ番組だったという。「共演者の人もみんな犬を飼っていて、飼っていないのは私だけ。みんなに勧められたんです。犬はもともと好きで、番組のトイプードルがかわいかったので、同じ犬種にしました。でも、飼い始めた途端、その番組は終了しました」と笑う。
きっかけはともあれ、オッポとの暮らしが始まった。飼い始めて、青木さんがオッポに感心したことがある。それは「天才!志村どうぶつ園」という番組に出演した時のこと。
「スタジオに、出演する犬が何匹かいたんです。でも、どの犬もお互いに素知らぬそぶり。オッポはみんなを仲良くさせなきゃと思ったみたいで、あっちの犬、こっちの犬に近づいてあいさつをし始めたんです。そしたら、犬たちがなんとなく仲良く遊ぶようになったんですよ」
小学生のころ、青木さんは自分からお願いして犬を飼ったものの世話ができず、親に怒られた記憶がある。その時の思いがよぎる。
「生き物を飼うということは責任を持つことなので、大変だと思います。少し甘やかしたこともありますが、オッポは一人で留守番ができないんです。安心して預けることができる場所を見つけるまで、時間がかかりました」
青木さんは、今、土曜日の生番組、中京テレビ「幸せの黄色い仔犬」に出演のため毎週、名古屋に通っている。
「預け先で過ごす時間の方が長くなったりして、都合のいいときだけ飼っている、と思うこともありますね」と、その思いを正直に語る。
一方で、「オッポがどう思っているかわからないけど、起きた時、寝る時、オッポがそばにいると安心します。完全にあおむけになって、ちょっかい出しても起きないオッポを見ると、無性にかわいい」とも。
青木さんに対して無防備でいられるのは、オッポが幸せだからに違いない。
(文・星川きよみ、写真・木口慎子)





