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散歩にはいつも愛用のカメラ。オリンパス社長の菊川さん=自宅近くの公園で
散歩にはいつも愛用のカメラ。オリンパス社長の菊川さん=自宅近くの公園で
プロフィール

 きくかわ・つよし 愛知県立旭丘高、慶応大卒。1964年オリンパス光学(現オリンパス)入社、2001年より社長。趣味は読書、自宅に司馬遼太郎の著作など4000冊の蔵書。

菊川剛さんと2匹のトイプードル チャッピー(オス6歳)、メグ(メス5歳)

手作り服着せて
写真で成長記録

 茶色と黒のトイプードル。名前は茶色がチャッピー、黒がメグ。オリンパス社長の菊川剛さんの自宅には、2匹の愛くるしい写真が所狭しと飾ってあった。ほとんどは菊川さんが愛用のカメラで撮影したもの。「アルバムの写真も最近は、ほとんどが2匹のもの」と笑う。

 さすがカメラを作っている会社の社長さん!? 一枚一枚から飼い主の愛情と犬たちの信頼感が伝わってくる。その中の一枚、犬と孫が一緒の写真が母校の慶応大の写真コンテストで入賞した。

 チャッピーは知り合いのブリーダーから生後間もなく譲ってもらった。茶色なのと、活発な性格で、オスだけれど、「おちゃっぴーだな」と名前をつけた。菊川さん一家は、米国駐在時代に猫を飼ったことがあったが、犬は初めてだった。

 そうしたら、かわいくてかわいくて、毎日が楽しくなった。「妻と相談して、こんなに楽しいんだから、もう1匹ということになって、今度は色を黒と指定してブリーダーに頼みました」と、チャッピーより1歳半年下のメグを迎えた。名前は好きな米国人女優からつけた。

 菊川さんが外から帰る時、玄関ドアを開ける前から、2匹は靴音を聞き分けて待ちうける。ドアが開くと同時に、ご主人さまにじゃれて飛び掛かるという。

 チャッピーは用心深く兄貴分的な性格、散歩の時など他の犬にほえられたりすると、メグを守ろうとする。絶えず飼い主の顔を見ながら行動する。これに対して、メグはやや甘えん坊、いつもチャッピーの後をついていく。

 2匹の服は着なくなった洋服をもとにした奥さんの手作り。「これまでに50着は作ったような」。2匹それぞれ常時20着はワードローブにあって、夫婦で毎日、服を選んでいるという。それもまたトイプードルの楽しみだろう。

 チャッピーがとっておきの芸を見せてくれた。菊川さんがチャッピーに「新聞取って来て」と言うと、部屋の隅にあった新聞をくわえて菊川さんに持ってきた。すると、メグも駆け寄って来て、2匹で跳びはねながらクルクル回りだした。

 「メグもチャッピーがお手伝いをすると、ごほうびがもらえると知っているんです。自分もご相伴にあずかろうと」。かくして、2匹ともおやつをもらった。菊川さんにも笑みが浮かんだ。

 「イライラして帰ってきても、ドアを開ければ、2匹が大喜びで飛びついてきてくれる。ストレスが解消され、癒やされますね。目の中に入れても痛くないというやつで、私は親ばかですかね」

(文・草間俊介、写真・高嶋ちぐさ)