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ゴン太、これからもよろしくね。後ろは八代さんの絵のギャラリー
ゴン太、これからもよろしくね。後ろは八代さんの絵のギャラリー
プロフィール

 やしろ・あき 熊本県八代市出身。「なみだ恋」「舟唄」など数々のミリオンヒットを記録。毎年、全国で巡回展をするなど、画家としても活躍。ゴン太はよく絵のモデルとして登場している。

八代亜紀さんとゴン太 ラブラドールレトリーバー(オス10歳)

すねると『チラ見』
表情がたまらない

 日本を代表する演歌界のスーパースター八代亜紀さんがついに登場です。愛犬はゴン太。一緒に住んでざっと10年。帰宅すると、ゴン太とチュッ、チュッの関係だという。

 「もうすぐ家に着きますよって、車内から電話をいれると、ウォウォってもう喜ぶ声が聞こえるの。帰ったら、まずお手とおかわり。そしてチュッってキス。このあいさつの後におやつをあげることになっているの。でも、チュッは速いこと、速いこと、あっという間です」

 八代さんが笑顔で、そのチュッを再現してくれた。確かに一瞬。八代さんの顔にゴン太の鼻がかすかに触れたような、触れないような。でも、ゴン太と何度もこのあいさつを続ける八代さんは、とっても楽しそう。

 10年前、事情があって飼えなくなった知人からゴン太を引き取った。名前は顔を見た瞬間に決まったという。

 「初めて会ったのは生後2カ月の時。体はちっちゃいのに、手が大きくて、鼻や口の周りはタルタルで、もう、どう見ても、ゴン太でしたね」

 若いころのゴン太はやんちゃで、体が大きい分、迫力もあった。出迎えるのも体当たり。「走ってきてドーンって、ぶつかってくるの。よくスタッフも倒されていたんですよ」

 数年前、ゴン太が耳から血を流して、散歩から帰ってきたことがあった。「小さな犬が、ゴン太を怖がってかみついたんですよ。その犬が耳にぶらさがったけど、ゴン太は、いいの、いいのって、そのままにさせていたようなんですね。本当にゴン太は優しいの」

 ゴン太も10歳になって、散歩の時間も短くなり動作もゆっくりとなった。八代さんの住宅には事務所のフロアもあるので、ゴン太は小さい時からスタッフのみんなにかわいがられて育った。でも、本当に甘える相手はやっぱり八代さん一人だけ。

 「私にはよだれタラタラ流しながら甘えます。何やっても許してくれるって、わかってるんですね。だけど、父の仏壇にお参りしている間は、おとなしく待ってますよ」

 八代さんが大好きなゴン太の表情がある。「家に帰るのが遅くなったりすると、すねるのね。家に戻ると、意識してないよっていう感じで私を『チラ見』をするんです。それがかわいいのね」。仕事で地方に行ってもラブラドールを見かけると「あ!!ゴン太」と、思わず声が出る。「動物は話さないから、いとおしいわね」という八代さんのゴン太への目線はやさしい。

 (文・星川きよみ、写真・市川和宏)