ペット大好き!情報
「ジャックは服とこのカバンが大好き。これが、いつもの移動スタイルです」と水野裕子さん=東京都渋谷区で
「ジャックは服とこのカバンが大好き。これが、いつもの移動スタイルです」と水野裕子さん=東京都渋谷区で
プロフィール

みずの・ゆうこ タレント。1982年生まれ。愛知県一宮市出身。フジテレビ系の「すぽると!」でスポーツキャスター担当。中日ドラゴンズの熱いファンとしても知られる。

トイプードル(オス4歳)

イモに目がない
バックパック犬

 大きめの黒いカバンを背負って、さっそうと現れた水野裕子さん。よく見ると、愛犬ジャックが背中のカバンから、ヒョコッと、かわいい顔をのぞかせている。

 「服を着たら、お出かけするってわかっているので、自分から喜んでこのカバンの中に入っていくんですよ」と水野さん。

 撮影に協力してくれたジャックにはご褒美があった。それは「さつまいも」。水野さんが「おイモ!!」と声をかけると、ジャックは目をランランと輝かせ水野さんを見つめ、じーっと待つ。

 「ビーフジャーキーなんかには興味なしです。おイモが大好き。でんぷん類は歯こうがたまりやすいので、あげ過ぎに気をつけています」

 しつけは行き届いていて、水野さんの「よし」の一声で、ジャックは、おイモを食べた。

 ジャックは4年前、やって来た。知り合いのブリーダーに勧められて、3匹の子犬を見に行った時、水野さんのそばを離れなかったのが、ジャックだ。「見た目は、可もなく不可もなくだったんですけどね。縁だと思うんです」と笑う。

 水野さんは愛知県一宮市で育った。動物が好きで、捨て犬や捨て猫を拾ったり、死んでいる動物を見つけると、ほっておけず、お墓を作ったりする子どもだったという。

 小学校5年生の時、忘れられない出来事が起きた。「友達と原っぱに秘密基地を作って、拾った犬を飼ったことがあったんです。だけど、そのうちケガした足が壊死(えし)状態になってしまって…」。結局、動物病院で手術はしたものの、家で飼うことはできなかった。

 「まだ、命に対する意識が薄くて、犬をおもちゃのように扱ってしまったんだと思います。ジャックを飼ったのは、つぐないの気持ちもありますね。ジャックは子どもと変わらない、いとおしい存在です」

 今でも、水野さんは東京からよく帰省し、月のうち10日ほど一宮の実家で過ごす。もちろんジャックも一緒だ。兄弟やいとこの子どもたちも、ジャックが来るのを楽しみにしている。

 「昔は、外で犬を飼っていたので、お母さんは、家で飼う犬もいいものだねって。お父さんは夜、ジャックと寝ています」とすっかりアイドル的存在だ。

 アウトドア派の水野さんは、草むらでジャックと走り回るのが楽しみだが、ある悩みが。「マダニやノミも連れてくるので、もう大変!!」と話し始めた。ダニをとる話も、なんだか楽しそう。ジャックは、みんなに幸せを運んできたようだ。

(文・星川きよみ、写真・沢田将人)