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チャームポイントは「何といっても、このつぶらな瞳です」と寺井さん
チャームポイントは「何といっても、このつぶらな瞳です」と寺井さん
プロフィール

てらい・なおこ 神奈川県出身。ジャズバイオリニストとして精力的に活躍中。最新CDは「小さな花~アマポーラ」。蚊取り線香のCMも話題に。

寺井尚子さんと作 トイプードル(オス6カ月)

作曲中の五線譜
食べちゃった!

 寺井尚子さんのイメージカラーは黒。コンサートでは、いつも黒の衣装に身を包む。だが、愛犬は白いプードル「作(さく)」君だ。正式にはクリームという毛色とか。

 「計画的に犬を探していたら、多分黒っぽい色を選んだと思います。でも、作はペットショップで一目ぼれしてしまったんです」。その黒いつぶらな瞳に魅了されてしまったのだ。

 しかし、寺井さんは年間120日ものコンサートを行っている。地方のコンサートも多く、簡単には犬を飼えるとは思わなかった。

 「だめだろうなと思いつつ事務所の社長に相談すると、意外にもOK。犬がいることで、私がリラックスできるんじゃないかと考えたようですね」

 そのころ、ちょうどCDの作曲に取り組んでいたので、「作」と命名した。

 「飼い始めて間もなく、私が作曲途中の五線譜を、バリバリと半分くらい食べてしまったんです。でも幸い、その曲は強く頭に残っていたので、無事完成しました。3月に発売のCDに入っています」

 今もまだやんちゃざかりの時期のはずだが、作は鳴きもせず、おとなしい。実は犬の幼稚園に通い、しつけを受けているのだ。

 「仕事の日は幼稚園に預けています。送迎サービスもあるので、一人暮らしの飼い主にはとても助かります。私も犬のしつけ法を習いました。厳しくメリハリをつけてやるのは、自分が子どものころのバイオリンの練習と同じなんですね」

 作の生活リズムを大切にするため、遅く帰った時は、どんなに一緒にいたくても我慢して、ちゃんと寝させる。そのかわり、朝は作に合わせて5時起きだ。

 「すっかり朝型になりました。前はコンサートから帰ってきてからなかなか寝つけなかったりしましたが、今はバタンキューで熟睡です。このリズムが心地いいですね」

 寺井さんは以前から「日常がステージをつくる」と考えている。日々の生活の積み重ねが自然に演奏に生きてくる。だから、プライベートの過ごし方を大切にしようと決めている。

 「作というエネルギーが私の生活に加わりました。これからとても大きい存在になるでしょうね」

 2月は東京・六本木のライブハウス出演が続き、3月には三重県伊勢市や愛知県豊田市でコンサートを開く。愛犬パワーで、さらに魅力的なステージを披露してくれそうだ。

 (文・宮晶子、写真・木口慎子)