ペット大好き!情報
大地真央さんとシルキーとカンヌら
キャットショーで優勝したシルキー(手前)。臆病なカンヌは大地さんのそばで
プロフィール

だいち・まお 兵庫県出身。元宝塚歌劇団のトップスター。1985年に退団後、舞台、テレビ、映画などで活躍。舞台の代表作に「ローマの休日」「マリー・アントワネット」など。

大地真央さんとシルキーとカンヌら メーンクーン(オス1歳)

“我が子”の優勝で
かみしめた親心

 大地真央さんは昨年、森田恭通さんと結婚した。大地さんはその前から、キャロル、ひじき、しぐれ、ソルティー、トルタという名をつけた五匹の猫を飼っていた。夫婦で話し合い、「子猫をもう1匹」となった。友だちのブリーダーが「よいほうを選んで」と2匹の兄弟を連れてきた。どちらにしようか悩んだ。

 「何日も決めかねて、主人がやっぱり、2匹は引き離せないよって」と大地さん。こうして迎えたのがシルキーとカンヌの兄弟だ。夫婦の猫は総勢7匹になった。

 取材の当日、写真スタジオに連れてこられたカンヌとシルキーとも周囲をうかがい、ケースから出てこない。最初にシルキーが出て、後からカンヌがそろり、そろりと。

 大地さんは「カンヌは臆病(おくびょう)でシルキーはひょうきんですね。主人は2匹ともよく遊んでいて、特にシルキーは主人になついているんです。帰ってきたら飛び出していきますよ。もう大好きで、お腹(なか)出して甘えたり、頭の上に乗ってかんだりしてます」と笑う。

 今年、シルキーはキャットショーに出場し、見事、優勝した。大地さんはあいにく仕事で行けなかったが、森田さんが駆けつけた。

 「主人もショーの始まりに間に合わなくて、シルキーは、最初ションボリしていたらしいんです。でも、主人が来たら、俄然(がぜん)、はりきって、優勝したって。ウルウルした声で電話がきました」

 本当の子どもの出来事のよう。2人は、親の気持ちをかみしめていたようだ。

 大地さんの猫歴は長い。子どもの時も、宝塚時代も猫が一緒にいた。

 「猫とは適当な距離感があるでしょ。呼んでも来ないとか、その気ままさ加減がいいですね。1匹じゃかわいそうと2匹になり、子どもが生まれたりして。18歳まで生きた猫も2匹いたんですよ」

 悲しいこともあった。9年前、「マイ・フェア・レディ」の公演中、ある猫が死んだ。「思い出し、舞台の袖で泣いてしまって。しばらくつらかったですね」

 舞台「月の輝く夜に」が11月の22日から東京でスタートし、名古屋、神戸などで公演が行われる。公演中、気をつけていることがある。それは、猫と過ごしたら手洗いとうがいをすることだ。

 実は、猫との暮らしが長いのに、大地さんは猫アレルギー!?10年前に気がついた。

 「おかしいでしょ? でも、猫がいなくなるのは考えられないですね」

 (文・星川きよみ、写真・朝倉豊)