ペット大好き!情報
仁藤優子さんとラム
「うちのラムは愛嬌(あいきょう)がないんですね」と仁藤さん。だが、ちゃんと飼い主に寄り添って撮影に協力=東京都目黒区で
プロフィール

にとう・ゆうこ 1971年生まれ。千葉県出身。ホリプロのタレントスカウトキャラバンをきっかけに芸能界入り。テレビドラマ、映画、舞台など幅広く活躍中。

仁藤優子さんとラム アメリカンショートヘア(メス11歳)

抱っこはイヤ
気ままを愛す

 「もう11年も一緒にいるのに、いまだに飼い主の顔を見て、逃げたりするんですよ」

 愛猫を引き寄せようと伸ばした仁藤優子さんの手をするりと、かわして逃げるラム。どっしりした体格のメス猫だが、人にこびる様子は全くない。

 「ふだんは足元で寝転んで、ごろごろいってるくせに、抱っこしようとするとやっぱり逃げる。もう1匹のオスのほうは、逆にベタベタの甘えっこで、同じアメショー(アメリカンショートヘア)でも性格は正反対。だから、面白いのかもしれないけど」

 12年前、仁藤さんは猫を飼い始めた。

 「実家には犬がいたこともあったのですが、猫とはほとんど縁がなかったんです。でも、友人が猫を飼っているのを見て、かわいいなあと思って、私も-」とそのきっかけを語る。

 当時はアメショーの全盛時代。ペット店で最初に買ったのは、オスの「ガンバ」で、名前はアニメ「ガンバの冒険」からとった。

 「ほんとにかわいくて、1年後にメスのラムも飼うことにしました。名前はやはりアニメの『うる星やつら』から。そのうち年下のラムのほうがいばるようになり、ガンバのごはんも横取りするほど。でも外に連れていったりすると、ラムはとたんに弱気になり、ガンバにくっついて離れませんね」

 仲良しコンビで10年以上暮らしてきた2匹。だが、ガンバのほうはちょっと体が弱い。

 「特に心配なのが、てんかんの持病です。最初に発作が起こったのは6歳くらい。突然、倒れたので、びっくりしましたね。以来、3カ月に一度くらい、発作を起こします。獣医師さんは、この程度なら治療の必要はないというんですけど」

 そんな心配から、昨年の夏、九州で1カ月ほど舞台公演があった時は、猫たちも一緒に連れていった。

 ペットと泊まれる部屋を借り、着いたらすぐトイレを用意できるようにと、暑い中にもかかわらず、猫トイレの砂をリュックに詰め込んで運んでいったという。「私もいつのまにか猫中心の生活になっていたんですね」と笑う。

 仁藤さんはこの8月も1カ月間近く、名古屋市の御園座で舞台「母に捧げるラストバラード」に出演する。やはり猫たちも連れていく?

 「今年は東京の友人が猫の面倒をみてくれることになりました。猫たちも高齢だし、長い距離を移動するより、留守番していたほうがいいんじゃないかと思って。お互い寂しくても我慢します。いや、猫たちは全然平気かもしれないけど」

 愛猫を思い、この夏もがんばる仁藤さんである。

 (文・宮晶子、写真・朝倉豊)