ペット大好き!情報
映美くららさんと桃子
いつも一緒に寝ているという映美さん。「桃子のにおいと温かさに、脳が癒やされる感じです」=東京都渋谷区で
プロフィール

えみ・くらら 1979年生まれ。熊本県出身。宝塚歌劇団に入り月組娘役トップとして、「ジャワの踊り子」などに出演。2004年退団し、女優として活動を始める。

映美くららさんと桃子 トイプードル(メス3歳)

行動派どうし
相性ぴったり

 トイプードルの桃子は、なかなかの社交家だ。散歩の犬にあうと、しっぽを振って寄っていきあいさつ、その飼い主にもかわいがってもらう。

 「外に出るのが大好きなんです。活発で、私と相性ぴったりですね」と映美くららさん。

 女優としてはもの静かなお嬢さん役が多い映美さんだが、実は行動派。「桃子とよく歩き、よく走り、出会った人とおしゃべりするのが楽しみなんです」

 桃子は、映美さんが東京で一人暮らしを始める時、パートナーとして迎えた愛犬だ。友人の母がブリーダーをしていて、ちょうど生まれた子犬を紹介された。

 「桃の季節にやってきたので、桃子です。飼う前は、ちゃんと世話していけるか少し心配でしたが、来てからは、不安も吹っ飛びました。毎日楽しくて、本当に飼ってよかった」

 購入したしつけの本に「トイプードルは、人なつこく愛嬌(あいきょう)があり、感情表現が豊か」と書いてあった。すべて桃子に当てはまるとか。

 「特に表情が豊かで、顔を見ていると、今にもしゃべりだしそう。犬の着ぐるみを着た赤ちゃんじゃないかと思うくらいです」

 愛くるしい桃子だが、いつも一緒にいられるわけではない。そこで映美さんなりの接し方の工夫もある。

 「仕事をしながら犬と暮らすには、時間の切り替えが大切ですね。桃子の時間と、自分の時間をきちんと分けて接するようにしています。忙しくて桃子との時間が短くなるときは、その分濃く接して、言葉でも説明するんです。今は忙しいから我慢してねと」

 飼い主の説明を理解してか、ちゃんとひとりで留守番する桃子。その代わり、仕事から帰ると映美さんは真っ先に桃子とハグする。「いい子だったねと何度も抱きしめます。桃子もぴょんぴょん跳んで喜んで離れません」

 今年の映美さんは、9月から10月に東京都渋谷区・パルコ劇場で「本気でオンリーユー」、12月は新宿コマ劇場で「愛と青春の宝塚」と、ミュージカル出演を控えている。こうした長い舞台の間は、熊本県の実家で桃子をあずかってもらう。

 「両親も犬好きなので、桃子ものびのび過ごしています。でも1カ月ほどして迎えに行くと、桃子の態度は、いつものようにはしゃぐのとは違うんですよ。私のひざにのって、じっと見つめあうんです。会えた喜びをしみじみとかみしめるように」

 まさにお互い「オンリーユー」の存在らしい。

 (文・宮晶子、写真・高嶋ちぐさ)