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島根の新設刑務所で盲導犬の子犬を育成

都内でシンポジウム

 10月に島根県浜田市に開所する官民協働の刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」が、受刑者の更生教育として、盲導犬の子犬育成プログラムを導入する。提携する日本盲導犬協会は、この新しい取り組みについてシンポジウムを6月29日、都内で開く。

 プログラムは「島根あさひ盲導犬パピープロジェクト」。同センターをPFI(民間資金活用による社会資本整備)の事業で手がける大林組が企画した。

 プロジェクトを担当する大林組PFI推進部の歌代正さんは、「米国の刑務所の介助犬を育てる更生プログラムを参考にした。開所時からこうしたプログラムを取り入れる刑務所は、世界でも珍しいのでは」と話す。

 センターの敷地内には、盲導犬訓練施設も整備。中国・四国地方で初めての盲導犬訓練施設になる。ここで繁殖した子犬を、一般のパピーウオーカー(飼育ボランティア)と同様に、受刑者がほぼ1歳まで寝食をともにし育てていく。

 シンポジウムでは、法務省の関係者や、米国の更生プログラムに詳しいジャーナリスト大塚敦子さんらが講演する。

 6月29日午後2時から、東京都千代田区の「グランドアーク半蔵門」で。参加無料。6月20日までメール( info@moudouken.net )で申し込む。問い合わせは同協会=(電)03-5452-1266=へ。(2008年6月18日)