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吉川ひなのさんとパヒカ
「パヒカさん、パっさん、パヒじぃ。呼び方はいろいろ」とひなのさん=東京都港区で
プロフィール

よしかわ・ひなの タレント。1979年、東京都生まれ。モデル、女優としても活躍。FM東京「ライフウィズペット」(毎週金曜午後6時)、ウェブマガジン「パピーヌ」に出演中。

吉川ひなのさんとパヒカ ★チワワ(オス 9歳)

家でも外でも強い味方、
仲間

 吉川ひなのさんの愛犬・パヒカの名前は漢字で「羽飛夏」と書く。8月生まれなので、夏に飛ぶ天使のイメージだ。

 「この名前は、わりと気に入っています。実は最初に響きで名前を決めてから、漢字をつけたんですよ。小さくて天使のようだったんです」

 パヒカのほかにもう1匹、アメリカン・コッカースパニエルのリカと暮らしているひなのさん。2匹ともひなのさんが18歳で1人暮らしをするようになってからペットショップで出会った。

 「最初にリカと暮らし始めて、その4カ月後にパヒカとも。一時期、『ミューとら』という猫もいたんです。3歳で亡くなったんですけど、みんな仲良しでした」

 当時、ひなのさんの家では「とらとら選手権」と名付けた遊びがあった。

 「私がリビングから廊下に向かって思い切りボールを投げると、リカが走ってボールを捕って戻ってくるんです。その途中、ドアのところに隠れていたミューとらが、ワーって出てくる。それを何十回もやって、もう、かわいかったー」と、思い出しているひなのさんは楽しそう。

 子どものころ、いろんな動物たちがいつもそばにいた。捨て猫もよく拾ったという。悲しい思い出もある。

 「5歳のとき、真っ黒の子猫を拾って『ジュリエット』って名前をつけたんですよ。大親友でした。ある日、いなくなって捜していたら、近所のおばさんが、男の子たちが竹やぶでいじめていたと。たぶん、死んでしまったんでしょうね。母は見に行ったんだと思うけど、私は怖くて行けなかった…」

 ひなのさんは「エサをやる」という言葉は使わない。

 「人間が上に立っている言葉に聞こえて…。私は飼い主というえらそうな気持ちはなくて、なったとしても『お姉ちゃん』くらいの感じです。できることは違っても人間と同じ命なんだって思って接しているんです。なるべく対等な関係、仲間でいたいです」

 リカとパヒカは、1人暮らしのひなのさんを守ってくれる存在でもある。

 「芸能界で仕事をしているのでいろんな人が家に来たり、怖いこともあったんです。私、すごく臆病(おくびょう)なのでオバケも怖いし、1人で寝ることができるのはリカとパヒカのおかげですね」

 最近、雑誌やテレビでひなのさんと一緒に仕事をすることが多いパヒカ。

 落ち着きがないときは叱(しか)りもする。「一応、仕事をしている仲間だから」と厳しいひなのさんだが、家では「1人でご飯を食べるのは寂しいので、お願いしてパヒカに隣に座っていただいています」と笑う。

 家でも外でも“仲間”意識は同じようだ。

(文・星川きよみ、写真・五十嵐文人)