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ラジオDJ なりたま の大人女子の音楽ライフ

映画「最初で最後のキス」で覚える10代の痛み。

2018年8月22日 18:51 | コメント(0)

 2016年イタリアのゴールデングローブ賞<最優秀脚本賞受賞>、その他、ヨーロッパ各国のアワードで<観客賞>を次々と受賞した、見る人の共感を多く得た映画「最初で最後のキス」が現在公開中です。

思春期真っ只中の3人の少年少女。現代イタリアの小さな町を舞台に、友情と恋、大切な絆や未来を、無知ゆえ自ら破壊してしまう青春の残酷を焼き付けた作品。

 

イタリア北部の地方都市ウーディネ。

個性的な16歳の少年ロレンツォは、気さくで愛情深い里親に引き取られ、トリノからこの町にやってきます。お気に入りのカラフルな服装で登校した彼は、瞬く間に学校で”浮いた”存在になります。”オカマ!”と罵られても自らを貫くロレンツォですが、学校で浮いた他の2人と仲良くなります。ひとりは”尻軽女”とののしり受ける少女ブルー、そしてもうひとりは、バスケは上手いけど”トロい”とバカにされるアントニオ。

3人は若者らしく羽目を外し、他愛ないお喋りに花を咲かせ、盛り上がりついでに自分たちを疎外する生徒らに復讐を試みますが、それを機に少しずつ歯車が狂い始めて・・・というお話。

 

 

 

 

ユニークなのは音楽使いで、イタリア映画なんですけど、Lady Gaga、MIKA、NEW ORDER、BLONDIE、PLACIBO、GENETATION Xなどが使われているんですね。

Lady Gagaに至っては、ありのままの自分でいようとする少年ロレンツォを表現するかのようにセリフに引用、スマホの着信音にも使用、学校を抜け出して街をエンジョイするシーンでも使われています。

それら音楽の効果で、結構見やすくて、テンポのよい作りになっています。

妄想シーンが頻繁にあって、POPミュージックに主人公たちがダンスで合わせていく感じは、日本でいうと映画「モテキ」みたいな作りのところもありましたね。

 

 

今日のBGMnote hurts / MIKA

https://www.youtube.com/watch?v=vPKkmu-pBMQ

ティーンエイジャーの痛みがそのままサウンドになったような映画主題歌。

 

 

さて、この作品は原作(小説)を書いたイヴァン・コトロネーオさんって人が、監督も脚本もやっているんですが、3人のティーンエージャーが主人公ということで、特に10代の若者に見てほしかったそうです。いじめの構造、多様性の受け入れの問題、孤立についてなど、そういう問題を直視する必要性があると。

 

なんですが、この映画に描かれている大事な要素に、思春期の子供を持つ親というのがあるんですね。監督が描いた6人の親は、それぞれ有能ないい親であろうと努力している。彼らの犯す間違いっていうのは、誰もが犯す間違いであって、欠点もありがちな欠点である、と。自分の子供が危険な道を歩んでいることを理解できないのは、親の浅はかさのせいではなく、子供たち自身のはかなさのせいである場合がある。また、親の自信過剰や愛情過多である場合もある。でも、大抵は、16歳のときには絶対的な価値観の中で生きているものだということを忘れてしまっているのが原因。と監督はおっしゃっています。

 

自分の10代の頃を少し思い出してみると、いかがでしょう?

思い当たることはありますか?

私は・・・自分は「はかなさ」っていう細胞でできていたんじゃないかって思いますね。

恥ずかしいですが、当時はそれでいっぱいでしたね。それが10代ですね~。笑

 

映画「最初で最後のキス」ぜひ見てみてください。

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なりたま こと 成田真美

なりたま こと 成田真美
ZIP-FMミュージックナビゲーター。朝日とともに声とロックをお届けするアーリーバードDJ。音楽や映画、フェスを楽しむピースな日々を綴ります。

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