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映画パーソナリティー☆松岡ひとみのシネマレポート!

フィンランドから、とびきりキュートな映画が届いた。  「オンネリとアンネリのおうち」

2018年6月10日 13:55 | コメント(0)

可愛い。

とにかく全部、可愛い。

もう、なんなのよ、このとびきりキュートな映画は!

オンネリポスター.jpg

中部地区は6月22日からセンチュリーシネマで公開

フィンランド映画「オンネリとアンネリのおうち」

 

北欧の家具、雑貨が日本では大流行ですね。

デザイン、色合いなど、ワクワクしながらあれこれ選んでいるその時間も好き。

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スェーデン映画「ロッタちゃん はじめてのおつかい」(93)を見た時はいい大人でしたけど、

ロッタちゃんは自分の分身だ!とこの子になりたい!とおもった。

5歳のロッタちゃんは自己主張が強くて、気に入らないと口を尖らせておこる。勝手に家出して困らせる。

ずっとロッタちゃんをみつめているという、ただそれだけの物語。

牧歌的な風景や、ロッタちゃんのお洋服や雑貨などにも心を奪われたのでした。

 

同じ北欧映画であるフィンランドの「オンネリとアンネリのおうち」

いつも一緒の仲良しな女の子二人が、ひょんなことから薔薇でいっぱいのキュートな水色のお家に住むことになる。

そこはまるで二人のために用意されたような、お洋服、食器、小物、ベッド、などすべてふたつづつあるのです。

ケーキもカラフルでキュン♪

シャワーキャップも、はぶらしも、ピクニックグッズも食卓も・・・あああああ!全部好き。

この家に住みたいとおもいました。

オンネリトアンネリ.jpg

オンネリとアンネリは、きちんと描かれていませんが、両親はいつもいそがしい。彼女たちはほったらかしで

二人の世界でいつも遊んでいます。

二人の生活はそれはそれは楽しくて。でもちゃんと両親には「二人で住む」ということを宣言します。

でも両親は子どもの戯言とおもって本気にしていません。

そんな現実的なこともありますが、

このお話は、魔法が使えるご近所さん姉妹とのふれあいの部分はじつにファンタジック。

幻想と現実が混じり合う本作で映画の魔法をおもいっきり楽しんで欲しいです。

オンネリ薔薇の庭.jpg

フィンランド映画はアキ・カウリスマキの「浮き雲」とか「レニングガード・カーボーイ」「街のあかり」「過去のない男」などが大好き。日常のあれこれを淡々と描くものもあれば、なぜかどこか幻想的な話が交じるのだけど、違和感はない。

そういえば、フィンランド語のありがとうはキートスといいます。

「キートス」という新栄の人気のイタリアンバールに初めて行ったとき、イタリアンなのになぜにフィンランド語?とおもったら

オーナーもアキ・カウリスマキのファンだった(笑)。カウリスマキの「浮き雲」はキートスを連呼するの。

 

オンネリ〜も「キートス!キートスとたくさん登場しますよ」

 

感謝の心をたくさん言う民族なのかな。

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フィンランドは、男女、年齢の隔たりがないそうです。

年上にもため口だったり

英語で言うheとsheがなくつまり彼と彼女の区別がない。男性と女性を超えて「人」としてみるそうです。

この映画に登場する二人の女の子もおばあちゃんとすぐに友だちになります。

子どももしっかりと自立した存在と認められているので、

子どものくせに、とか子どもだからという言葉は一切でてきません。

 

オンネリたちも、すぐに近所の大人の姉妹と仲良くなります。

その姉妹もオンナリたちを人としておもてなしをします。

 

年齢をきいてから友だちになる人や、干支の会とか、年齢でくくるのがどうも苦手で。

会社員の方はしかたないかな、同期とか先輩とか縦割りですからね

カレー部とか日本酒部とかはすきよw

 

フリーランスなので自由なわたしは仲良しの○○さん、8歳くらい下だとおもう、とか年齢を気にしたことがないのであーる。

きっと前世はフィンランド人にちがいない。

 

640-1.jpg

 

本作は、

肩の力を抜いてもっと自由に生きていこうよ、と私たちにメッセージをおくっているようにも思えましたよ。

魔法にかけられたような、とびきり可愛い映画を楽しんでくださいね

 

中部地区は6月22日からセンチュリーシネマ他で公開

 

 

原作「オンネリとアンネリのおうち」著者:マリヤッタ・クレンニエミ/訳者:渡部翠/出版社:福音館書店

監督・脚本:サーラ・カンテル「星の見える家で」/脚本:サミ・ケスキ=ヴァハラ「旅人は夢を奏でる」/製作:テーア・フーテア、サリ・レンピアイネン/撮影:マリタ・ヘルフォルス「星の見える家で」/衣装:アウリ・トゥルティアイネン/音楽:アンナ・マリ・カハラ/編集:アンネ・ラカネン

 

出演:(オンネリ/黒 髪の女の子)アーヴァ・メリカント、(アンネリ/金髪の女の子)リリャ・レフト、(バラの木夫人)エイヤ・アフヴォ、(リキネン)ヤッコ・サアリルアマ、(ウメ・ボーシュ)ヨハンナ・アフ・シュルテン、(ノッポティーナ)エリナ・クニヒティラ、(プクティーナ)キティ・コッコネン

 

2014 年/フィンランド/フィンランド語/80 分/原題:Onneli ja Anneli /英題:Jill and Joy/© Zodiak Finland Oy 2014. All rights reserved. 配給:アット エンタテインメント 公式 HP www.onnelianneli.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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松岡ひとみ

松岡ひとみ
レポーター、テレビタレントを経て、2010年から映画パーソナリティとして活動。東海地区を中心に、新作映画のみならず旧作から自主映画、短編映画まで取材し、テレビやラジオ、雑誌など各媒体で紹介。また、新作映画の舞台挨拶・記者会見の司会など、東海地区を中心とした映画イベントシーンにおいて欠かせない存在で、通称「映画のお姉さん」。様々な監督との交流も深く、日本各地で映画監督が主催の映画祭に行くことが趣味。
“映画伝道師”として多くの方に映画を愛していただけるような人になるのが夢です!

Twitter @m1103
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