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映画パーソナリティー☆松岡ひとみのシネマレポート!

榮倉奈々が15回死んだふり?!「妻ふり」自由すぎる監督にインタビュー

2018年6月 8日 22:33 | コメント(0)

6月8日公開「家に帰ると必ず妻が死んだふりをしています。」

ポスター.jpg

なんと、インパクトのあるタイトルなんでしょ〜と最初はビックリ。

そのまんまの物語なんですよ。ふふ

以下、長いので「妻フリ」で略させていただきますhappy01

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」とYahoo!知恵袋に投げ込まれたのは2010年のこと。

“死んだふり”して夫の帰りを待つ妻と、その妻の謎の行動の意図を探りつつ、冷静に対処する夫というヘンテコな夫婦が話題になり、ブームになりました。この投稿が2011年にコミックエッセイ化して、15万部を超えるヒットシリーズになったそうなんです。

そのエッセイを原案にして「デトロイト・メタルシティ」「神様はバリにいる」の李闘士男監督が実写映画化しました。

ツーショット.JPG

この李監督が、めちゃめちゃ面白人間なのです。

「ボックス」って映画の時は新人だった高良健吾くんをインタビュー中にいじって(愛を込めて)こまらせちゃうし、

「デトロイトメタルシティ」の舞台挨拶は、松山ケンイチさんと漫才みたいなノリツッコミトークになったし

とにかく、口は悪いけど(失礼)、人を楽しませてくれる人なのです。それでいて、優しいんだな。

監督は子どものころから変わり者人間しか周りにいなかったので、シリアスな映画は作れないとか。

とはいえ、この物語は前半は笑いどころ満載、後半は夫婦のドラマとちゃんとハートフルな映画に仕上がっているのです。

夫婦.jpg

ちゃらんぽらんな人が、ええこと言うと感動するでしょ??

結婚してる?死んだふりしたいと思わん?

私が答える間もなく、ご自身のご家庭の話になり・・・

ボクの妻がどんどんミステリアスになっていくんだよ!

と、言う具合に私に質問したかと思うと、自分で答えて完結する(笑)

真面目な質問を投げれば、ちゃんとザ・監督として榮倉奈々さんや安田顕さんの芝居について真剣に語り出す。

とっても興味深い、またすぐにでも会いたくなってしまうくらい魅力的な人なのです。

 

安田顕さん演じるじゅんは、バツイチで出張先の寿司屋の娘、ちえと知り合い結婚して3年目を迎える。3年たったらこれからも結婚生活を続けるか、お互いの意志をきちんと確認し合おう」と約束していたのです。

そんな矢先、じゅんが仕事から帰るとリビングで、ちえが血を流して倒れていたのです。動転したじゅんは救急車をよぼうとすると、ちえが起き上がって、うれしそうに笑い、「驚きましたか?」といったあと、血がついたまま何事もなかったようにご飯の支度をしはじめる。

つまり妻は「死んだふり」をしていたのです。この不可解な行動はその後毎日続き・・血を出して.jpg

 

なぜ、ちえが死んだふりをしていたのかは、ちゃんとした答えはありません。映画を観た方に委ねていますので、映画を観た方同士でお話してほしいな。

榮倉奈々さんの真面目な死んだふりとそれを、真剣に付き合う夫が愛おしくなるんです。ヘンテコだし、ちょっとイタイ。でも

大好きな夫婦。

ジュリエット.jpg

榮倉さんの死んだふりは15変化もあり、ポスターにもなっているワニに食べられたり、ドラキュラになって棺桶にはいっていたり、クレオパトラやロミオとジュリエットは台本付き、もはや死んでないウルトラマンや、死んでる幽霊もあったりする。

全部とっても真面目に演じる榮倉さん。

ちなみに監督は「榮倉奈々の落ち武者はやばいよね??」と爆笑。。。いやいやあなたがつくったんでしょ〜!

とつっこみたくなりましたw

ワニ.jpg

コミックエッセイが原本なので、物語がない分、脚本家と一緒に夫婦のストーリーを想像しながら作っていく作業はとてもたのしくスムーズだったそう。

この夫婦だけではなく、離婚の危機のじゅんの後輩夫婦、ちえのバイト先のクリーニング屋の店主は妻に先立たれていたり、

店にやってくるお客夫婦だったりといろんな夫や妻が登場する。

それはエッセイコミックにはないもので、

映画的に立体感をもち、二人と比べる夫と妻を登場させることで、ちえとじゅんに好感を持てるようになっていく。

夫婦はちょっとづつ夫婦になっていけばいいんだなぁと思わせてくれるのです。

わたくしは20年夫婦ですが、本作を見終わった後、夫婦っていいじゃん♪って思いました。

 

インタビューを終えた夜は監督の舞台挨拶もあり、司会を担当しました。

お客様へ問いかけしたりして、舞台のアフタートークのようでしたよ。

客席正面.JPG

そして、写真撮影はお客様も撮影オッケーになりましたが「俺なんて撮ってもなにが面白い?」とブツブツ言いながら、

客席までダッーとはしって、座席近くでポージング。

会場大爆笑でした!こんな監督、はじめてですよ〜

客席監督.JPG

ほんと、「自由」でした。

気持ちを高揚した後すぐの上映なので、きっとフツーの倍のテンションでご覧いただけたのでは?!

ひとみワニ全体.JPG

この日は榮倉奈々さんが撮影で使用したワニも同行したので、もちろんわたくしも死んだふりをさせていただきました。

監督がワニの専門家にきいたところ、ワニは幸せを呼ぶそうです。

このワニに触ったプロデューサー、脚本家、榮倉奈々さんが撮影後すぐに結婚し、子どもを出産、その他にもたくさん幸せが訪れたそうです。

さて、わたしにも幸せがおとずれるかな。

 

夫婦2.jpg

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

6月8日全国ロードーショー

原作 K.Kajunsky

漫画 ichida/PHP研究所刊

榮倉奈々 安田顕 大谷亮平 野々すみ花 浅野和之 品川徹 

監督 李闘士男

脚本 坪田文

主題歌チャット・モンキー

「妻ふり」(C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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松岡ひとみ

松岡ひとみ
レポーター、テレビタレントを経て、2010年から映画パーソナリティとして活動。東海地区を中心に、新作映画のみならず旧作から自主映画、短編映画まで取材し、テレビやラジオ、雑誌など各媒体で紹介。また、新作映画の舞台挨拶・記者会見の司会など、東海地区を中心とした映画イベントシーンにおいて欠かせない存在で、通称「映画のお姉さん」。様々な監督との交流も深く、日本各地で映画監督が主催の映画祭に行くことが趣味。
“映画伝道師”として多くの方に映画を愛していただけるような人になるのが夢です!

Twitter @m1103
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