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神野三枝の今日も絶好調!
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第7回 郷に入っては郷に従う

今年の夏用にとサンダルを買いにデパートへ行ったときのことでした。
デザインは気に入ったのに履き心地が悪かったり、履き心地は抜群なのにデザインが今一つだったり、靴ほど買い物に手間取るものはなかったりします。顧客満足度を充たしてくれる靴に出会うのってホント至難の技だと思いませんか?

服やバッグと違って靴は同じファッションアイテムでも使い心地を妥協できない重要な任務を担っているので、デザインに一目惚れしても(痛い・キツイ・ゆるい)歩けないものならば買うべきではないのです。そしてこのことを悟るのに世の女性たちは何足も無駄な靴を買い、履くことのない靴を眺めては「これ高かったんだよな~」と未練心で捨てることができず、タンスの肥やしになっている靴を眺めては溜め息をついてきたのです。

今回私はドクターマーチンのグリフォンというサンダルに目を付けました。靴底はドクターマーチンならではの安定性とクッション性に優れたエアークッションソール。甲を覆う3本のストラップは足馴染みの良いソフトレザー、そして甲と足首のストラップは調節ができるので私のように極端に甲の薄い人間にはもってこいの作りなのです。毎年販売と同時に即完する人気に納得するシリーズです。
しかしここであと一点残念だと思うのが3本のストラップのうち2本が調整できるのですがそれがベルト式だということです。甲を覆うストラップは一度大きさを決めてしまえばあとは触る必要がないのでベルト式で問題ないのですが、足首に近いストラップは固定してしまうと脱ぎ履きがしづらく、着脱の度にいちいちベルトをしたり解いたりしないといけないのです。んんん、、、ここが残念。海外製品にこういうのってよくありがちな“あるある”だよな~。足首のストラップだけスナップ式にすれば便利なのに、いちいち面倒くさい、こういうところが日本製と違って、細やかな配慮に欠けるんだよね~。

この素直な感想をぽろりとこぼすと店員さんが仰いました。
「ヨーロッパの人は、朝靴を履いたら一日中靴を脱ぐ事などありませんから、ベルト式で問題ないのです。日本のように場所によって脱いだり履いたりしませんのでね。なんならちょっと横になる程度でしたらベッドでも靴を履いたままですからね。」

な・る・ほ・ど。
つまりドクターマーチンを履きたければ、ドクターマーチン発祥のお国柄に従えということなのですね。あいすみません。海外製品の“あるある”を何でも“配慮に欠ける”と思ってはいけないのでありました。

昔、海外旅行に行った時、ホテルのベッドの足元に大きなバスタオルみたいな長い布が掛けてありました。それが何だかわからなかった私たち。あれはフットスローとかベッドライナーといい、欧米人は靴を履いたままベッドに寝転ぶので、布団が汚れないように敷いてある布だと知ったのは、まあまあ大人の女性になってからのこと。

お風呂あがりに「ちょっと寒いね。」と言ってその布を肩からかけていた友達の姿を思い出し、クククと笑いがこみ上げてきた靴売り場での出来事でした。

「郷に入っては郷に従う」その土地の風俗・習慣に従うのが処世の法ということですね(笑)。

気負わず、焦らず、穏やかに。
さあ、今日も元気を出して、絶好調で!

(2018年07月16日)

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