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神野三枝の今日も絶好調!
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第4回 進化か退化か

あれからちょうど1年。しかし、まだ痛いとは、、、。
去年の今頃、イベントの仕事に出かける朝のこと。ラジオの仕事と違ってお客様の前に出る仕事は衣装やらメイク道具やらで、ものすごい大荷物になります。ヨーロッパ旅行にでも行くかのような大きなスーツケースにそれらを詰め込み、マンションを出ると外は雨。傘をさしつつ巨大スーツケースを引っ張ったその瞬間のことでした。濡れた玄関とスニーカーの相性が悪くズルッと足元をすくわれ、ズッデーンと尾てい骨を強打。例えるなら岩盤にボーリングの玉を落としたような衝撃でした。そして半年、皮膚がかぶれるほど湿布を貼り続けたおかげで、どことなく痛みが残ってはいるものの日常生活には支障がないまでに回復したのでした。

ところが尾てい骨の存在を忘れかけていた矢先のことでした。私は地下鉄の階段を踏み外し転げ落ち、酷い足首の捻挫で病院に行く羽目になったのです。そこで浮かんだ名案。どうせレントゲンを撮るのなら、ついでに尾てい骨の写真も撮ってもらおう!気軽な気持ちで撮って頂いたレントゲン検査の結果、なんと私の尾てい骨はまさかの粉砕骨折をしていたのでありました。

人間は地上生活を安定して送ることにより尻尾のない人類に進化し、尾てい骨は尻尾の名残と考えられています。その尾てい骨を骨折した時の治療法は?ドクターは言われました。「ありません」。えーっ!治療法がないなんて!尾てい骨を骨折したら「安静」にするしかなく、勝手に骨がくっつくのを待つしか治療法がないそうなのです。しかし私のように粉砕骨折をしている場合、自然に元の形状にくっ付くなど皆無で、昔はどうしても痛みが気になる場合は、砕けた骨を切除(取り出す)していたとか。ドクターが言われるには、尾てい骨は人間の進化の名残であり、尾てい骨の先端は生きるのに必要のない箇所なので無くても大丈夫なのだとか。

そういえば昔本で読んだことがありました。ハゲ鷹はなぜ禿げているのか?「進化論」のダーウィンによると、ハゲタカは動物の死肉に顔を突っ込んで肉をついばむわけですが、その時に頭に毛があると、邪魔であり、また血や肉が付着して細菌が繁殖する可能性があるため、それを防ぐために、頭が禿げているとか。さらにダーウィンは直射日光を直に受けると消毒もできるとも考えたようです。近年になり、ハゲ鷹の禿げは体温調節のためという説も浮上しているそうですが、いづれにしてもハゲ鷹の禿げは生きるための進化だという説が濃厚なのです。

こうして私たち人間を含め生物は、生きるために必要な部分を成長させ、不必要なものは退化して、今を生き安く進化をしているのです。
近頃は直接顔を合わさなくても買い物ができ、言葉を交わさずとも文字の送信で用が済んでしまう時代。はてさて、これからますます便利を求め社会が進化していったら、人の心が退化していきやしないのだろうか?などと思いながらパソコンで原稿を打ち、メールで送信している休日の昼下がりであります(笑)。

進化のあまり大事なものが退化しませんように。

気負わず、焦らず、穏やかに。
さあ、今日も元気を出して、絶好調で!

(2018年06月04日)

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