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神野三枝の“元気をあげる!”
神野三枝の“元気をあげる!”

結婚式をする意味がわからない

 今付き合っていて、そろそろ結婚を考えている彼氏がいます。結婚することに不満はありませんが、本音を言えば、結婚式はやりたくないです。人前に出ることがイヤですし、そもそも、なぜ大金を払ってまで周囲の人たちの祝福を得なくてはいけないのか、意味がわからないです。ただ、彼は結婚式をやるのは当たり前で、それが親孝行でもある、と考えているようで、私から止めてほしいとは言い出しづらいです。やはり結婚式はやっておくべきなのでしょうか?私にも納得できる理由を教えてください。(ポポポ 31歳)

 パーソーナリテイーという職業につき、その一環で御結婚披露宴の司会も数多く携わらせて頂いて参りました。1000組のカップルまでは数を数えていましたが、そこからはもう把握できないほど多くの御披露宴の司会をさせて頂きました。そんな私がしみじみ感じるのは、御結婚披露宴を行われるカップルが、ご自分たちは祝福される立場の人間であるという認識があまりにも強いということです。自分たちを主役だと考えているので、御披露宴すべてを自分たちが引き立つ演出ばかりプログラムしてしまわれるのです。

 「ご親戚の方が大勢ご出席下さるようですので、どなたかお一人代表してお祝いのお言葉を頂かれたらいかがですか?」とお伺いすれば、「親戚なんて目立たなくていいから、いらないです。」とのお答え。「お色直しの退場はお母様やご兄弟に手を引いていただいたらいかがですか?」とお伺いすれば「恥ずかしいから、いいです。」とのお答え。それよりも、結婚情報誌受け売りのサプライズ企画満載の演出をなさりたがる新郎新婦。ご両親への花束贈呈さえ、こっぱずかしいからやりたくないとおっしゃるお二人。そのくせ、花嫁のドレスは有名デザイナーの特注のドレスだからドレスの説明コメントを読んでくださいとか、お二人の馴れ初めのDVDが20分もある超大作であったり、花嫁がお稽古事で習っているダンスを披露したり、新郎が得意のカラオケはマストでプログラムに入れて欲しいと言われたり、、、。

 御披露宴は宴会ではありません。ましてや隠し芸大会でもありません。その上で私はお若い新郎新婦のお二人に必ずお伝えいたします。
「お二方は御披露宴の主役ではありますが、ゲストではなく、ホストです。ゲストはお客様です。すべてのお客様が、今日お二人の御披露宴に足を運んで良かったと思っていただけるよう丁重におもてなしをなさるのがホストのお役目です。
 ご披露宴は、今日の日を迎えるまでご自分たちの人生に関わってくださった大切な方々に感謝の気持ちを伝える御席です。皆様に支えていただいて、ようやく結婚できるまでになりました、誠にありがとうございました。とご報告をされる場所ですよ。」と申し上げます。
 そうして、自分たちは主役でちやほやされる立場だとしか考えていなかった新郎新婦は、事の本質を悟ったように、おもてなしの心で、プログラムを再考なさるのです。

 御披露宴にかかる費用は高額で、無駄に思えるかもしれません。ご自分たちが目立ち、楽しむだけの宴会と考えられれば経費削減で省略されるのもアリかと思います。浮いた費用を新婚生活に回せば、随分助かることは確かですから。しかし、今日までお世話になった大切な皆様に、今日までのお礼と、家庭を持つまでに成長できた報告をなさる気持ちがあれば、ホストとして、感謝の気持ちでおもてなしをなさるのが御結婚披露宴の最大の理由であると思います。
 その一番のゲストは自分を産んでくれ、育ててくれたご両親です。

 感謝とは、形にすることで、深く伝わることもあるものです。
 あとは貴女が選ばれることです。結婚式をされるのもされないのも、結婚式に対する貴女の意義次第です。
 素直な気持ちで答えを出されればいいと思いますよ(笑)

 さあ、今日も元気を出して、お幸せに!

(2017年12月04日)

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