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澤田貴美子の「つながる“いのち”」
澤田貴美子の「つながる“いのち”」

第63回 『性について考える(2)』

朝晩は冷え込む日も増えてきましたが、日中は、ぽかぽか陽気に近い日も多く、気温差の激しい日が続く今日この頃ですね。

11月に入り、来月の忘年会の企画をしたりしていると、いよいよ2017年も残り2ヶ月を切ったんだな・・・と実感し、益々日々の時間の経過に加速がかかってきた気がしてしまいます。

間もなく七五三。
すでに参拝をすまされたり、写真撮影をすまされているご家族も多いのではないでしょうか。
今週末に、というご家族も多いかもしれませんね。

子どもの成長の節目を祝う、この七五三を無事に迎えられるということは、本当に嬉しいことですね。
七五三、おめでとうございます。

地方によって、お祝いをする年齢に違いがあったりするそうですが、どちらにしても、3歳も、5歳も、7歳も、子どもが成長していくにあたって、大きな変化がある節目、と言えるのかもしれません。

3歳ぐらいになると、かなり言葉の発達がみられ、「どこで覚えたの?」とビックリしてしまうくらいの言葉を発すること、ありますよね。
子育て中のみなさん、そんな風に感じた経験、ありませんか?
そしてこの頃、「なんで?なんで?」という質問攻撃を受けてとまどったり・・・。

子どもの好奇心は、本当にすごいですね。見るもの、聞くもの、ふれるもの、全てに対して感じる疑問や好奇心。それはそれは、想像を超える、素晴らしいものがありますよね。

けれど、この質問攻撃。
子どもにとっては、素晴らしき探求心からくる質問なわけですが、大人としては、戸惑うことも多々・・・.。

私も、子育て中、この質問攻撃に戸惑ったひとりです。
「なんでりんごは赤いの?ねえ、なんで?なんで?」と尋ねてくる息子に、「いや~・・・なんでりんごが赤いのかって聞かれてもね~。りんごは赤いのよ、としかいいようがないんだけど・・・」なんて、何とも残念な回答!!
いや~~...本当に、残念すぎます!我ながら・・・。

「なんでりんごが赤いのかな、って不思議に思ったんだね。すごいね~~!なんでも不思議に思うって、大事なことだよ」
ぐらい、なぜ返してあげなかったのだろう・・・と、今さらながら、深く反省中・・・。

単純に疑問に感じること、子どもってたくさんありますよね。
それって、本当に素晴らしいこと。もっともっと、ほめて認めてあげればよかったな、と。

そして・・・
5歳ぐらいになると、この質問が多く出てくる、といわれています。

イラスト

「ねえねえ、お母さん。ぼく(わたし)って、どうやってうまれてきたの???どこからうまれてきたの~~~???」という質問。
子どもにとっては、実に単純な疑問です。至って単純な疑問です。
「なんでりんごは赤いの?」と尋ねるのと同じくらいの、単純な疑問。

けれどけれど・・・。

これを質問された経験のあるお母さんの多くからの声。

「急にそんなこと聞かれて、本当にびっくして、何てこたえたらいいのかわからなかった~~~~!」

「どうしよう。何だか、もうエッチなことに興味を持ち始めたのかなぁ・・・」

いやいや・・・そんなそんな。単に純粋に、「不思議だな~~。いったいどうやってうまれてきたんだろうな~~」そう疑問に感じただけ。

でも確かに、「あんなこと、急に聞いてくるんだもん。怯んでしまった~~~!」という体験談、とてもよく耳にします。

おまけにおまけに・・・7歳くらいになると、もっともっと疑問はムクムクとわき、そして飽くなき探求心。質問はさらに核心へ~~!

「以前、どうやってうまれてきたの?って聞かれたときは、ちゃんと話してあげられたんです。でも、最近急に、
~うまれ方とか、どこからうまれてくるかとかはわかったんだけど、どうやって赤ちゃんができるの?~
なんて聞いてきて・・・。これはGIVE UPでした。
う~~ん、それを知るのは、もっと大人になってからでいいよ、とこたえてしまいました」

キタ~~!思わず、大人がドキッとしちゃう質問、NO.1!!
みなさんは、この質問を受けたことがありますか?

みなさんなら、どうこたえますか?
どうこたえるかなんて考えてみたこともない、という方も多いかもしれません。
聞かれるか、聞かれないかはわからないですが、もしこう聞かれたら、どう伝えたらいいかな?と一度考えてみてください。

「うまれ方について」も、「赤ちゃんがどうやってできるのかについて」も、おそらく、子どもたちにとっては、純粋に単純な疑問。

まずは、この質問が飛び出したことに、拍手~~!!
何でも、不思議に思ったり、知りたくなる感情は、素晴らしい好奇心ですよね。

だからこそ・・・
性についての質問に、「はずかしい~~~」とか、「いやらしい~~~」とか、「そんなこと聞くのは早すぎる!」とか、大人がフィルターをかけずに、フラットな気持ちで性について考えること、伝えることが本当に大切だなぁ・・・と感じるのです。

講座やいろいろな出逢いの中で、性に関する質問への答え方のポイントをお伝えすることも多いです。
が・・・伝え方にポイントがあるとはいえ、いちばん大切なことは、そのポイントなのではないかも・・・。

「どう伝えたら相手の心に届くのかを自分自身で考えること」
これがいちばん大切なのかもしれないなぁ・・・。最近、そんな風にとても感じます。
何事も、大切なのは真のコミュニケーションですね。
ちゃんと伝えたい!という思いを込めて伝える言葉は、きっとどれも正解なのだと思います。

性のはなし、と聞くと、どうしても構えてしまいがちだけど、どうやっていのちが始まり、どうやってうまれてくるのか、この事は人類みなに共通する事実なのですよね。
いのちの始まりを正しく知ることは、自分自身のいのちを受け止め、そのいのちをどういかし、自分自身を大切にして生きていくのか、ということに結び付く、大切なはなし。

そんな大切なはなしだからこそ、
はずかしい、とか
いやらしい、とか
伝えにくいはなし、と捉えてしまうのは、なんだか勿体ないな。

『性について考える』は次回に続きます。

次回の『澤田貴美子のつながるいのち』をお楽しみに。

(2017年11月09日)

澤田貴美子

澤田貴美子(さわだきみこ)

フリーの産前産後フィットネスインストラクターとして、各地の産婦人科クリニックにて、妊娠中や産後、メノポーズ(更年期)の女性への運動指導・乳幼児と母親への育児支援などに従事。また、公益社団法人・誕生学協会認定“誕生学アドバイザー”として、幼児から大学生など幅広い年齢を対象に、いのちの授業「誕生学®」を届けている。

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