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神野三枝の“元気をあげる!”
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空気の読めない後輩に自覚を促したい

 職場の後輩のひとりが、とにかく空気の読めない奴です。何気ないひと言で上司の逆鱗に触れることもしょっちゅうで、自分にも火の粉が飛び火してきます。本人に悪気がないのは分かるし、個性として尊重するべきですが、ただ多少なりとも自覚して欲しいとも思います。空気の読めない人に自覚を促す、良い方法はありませんか?教えてください。(たろう 30歳)

 まず認識を改めるべき点は、職場において上司の逆鱗に触れるほど空気の読めない言動を個性と捉え、尊重すべき、と考えるのは間違いです。職場は会社の業績を向上させる目的の中に、社会貢献であったり、個人の生き甲斐や、やりがいを見い出すことはあっても、強烈な個性で業務の遂行を妨げ、マイナスに作用するなどあってはならず、明らかに業務妨害です。ありがちなのは、あまりにも個性が強すぎて手に負えないあまりに、その人だけ通常では許されないことを、まかり通らせてしまうという放置容認。「あの子に言っても無駄だから」という、言うだけ面倒の常習化。そして特別待遇の反作用の末、取り返しのつかないお荷物化。全ては本人の問題ですが、周りの対応にも責任があります。
 社会人になっていきなりこういった性格になるわけではないので、空気の読めない強い個性は子供の頃からその片鱗はあったであろうに、教育の段階で許され許され、まかり通ってきてしまったために、本人は世の中これでいいのだと身につけてしまったのでしょう。この悪い癖は社会に出ると、関わるのが面倒な人として扱われ、注意どころか人が寄り付かなくなってしまうため、本人は余計に人から疎まれていることに気が付かず、周りを苛立たせる言動を繰り返してしまうのです。

 そもそもこういった社会人としての資質に問題のある人材を採用してしまった会社の見る目の無さが原因ですが、しかしながらこのような問題が起きると、大抵「そんな事は現場で何とかせい!」というのがどこの会社でもあることです。直接被害を受ける現場サイドはたまったものではありませんよね。

 では空気が読めない人に自覚を促すにはどうしたら良いか?ですが、答えは、普通に扱うことです。特別扱いをしないということです。
 こういったタイプの人たちは長年にわたり自分が特別に扱われていることを実はわかった上であぐらをかいていますので、強い自己主張に慣れ、それが許されてきたため罪悪感もなく、これでいいと思ってしまっているのです。本当は決して許されているわけではなく、面倒くさい人とは関わりたくないと相手にされていないだけなのに..。でもここが原因なのです。関わりたくないからといって注意をしない。言っても無駄だと反論をしない。それこそが本人を付け上がらせ、自分は許される人間なんだと思い込ませて、結果、いちいち空気の読めない配慮に欠ける言動を繰り返すのです。駄目なものは駄目、注意すべき点ははっきり注意をする、自分だけ許されると思ったら大間違い、他の人と同様に普通に当たり前に扱うことです。これは目下の後輩だけに拘らず、目上の人でも同じです。明らかに間違っているのに、逆ギレされるのが怖くて言いなりになってしまう。それが長年繰り返され、誰も意見が言えなくなり、周囲にはイエスマンしか居なくなる。結果として会社にとっては不利益以外の何物でもなくなるのです。

 相手に自分の感覚が普通じゃない自覚を持って欲しいのなら、扱うこちらがまず相手を普通の人と同じように扱うことです。つまり強烈な個性に屈せず、普通にあなたの感覚は常識から外れているということを突き付けるのです。相手は違和感を感じることでしょう。自分自身を疑問に感じないと人は変わりません。これまで変な優しさや諦めで相手の強烈な個性に屈していたのではないですか?
 相手を変えたいなら、まず自分たちが変わりましょう。強烈な個性は業務妨害ですから、ね。(笑)

 さあ、今日も元気を出して、お幸せに!

(2017年11月06日)

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