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神野三枝の“元気をあげる!”
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旦那の仕草に苛々してしまう

 私は旦那と自営業をやっていて、四六時中、一緒です。そのせいか、最近は旦那のちょっとした仕草にも苛々してしまいます。旦那は穏やかな人柄で、私に辛く当たったりすることもなく、私自身の問題なのです。このままでは、この先何十年も一緒に暮らしていく自信がありません。私が悪いのは分かっていますが、どうしたら苛々せずに旦那と暮らしていけるようになるでしょうか?(やすこ 37歳)

 私はラジオのパーソナリティーになる前、3年間クレジットカード会社でOLをしていた時代がありました。その時、社員の意識向上を図るため、社内に貼られていたポスターには「社員全員が経営者の気持ち」と書いてありました。ラジオ局で働くようになってからも同様に「社員みんなが経営者目線」というような張り紙を見たことがあります。つまりは、給料さえ貰えばいいという受け身意識は捨てて、社員全員が「自分がこの会社の社長だったらどうする?」という経営者目線で仕事に取り組んでください、という意味です。

 今現在私はパーソナリティーという職種の個人事業主になりました。当然、私の仕事をサポートしてくれる優秀なスタッフが必要となるわけですが、誰でもいいわけではなく、自分の仕事をより良いものにしてくれる強力な助っ人の存在が欲しいわけです。しかし、そこにいちいち癇に障るほど仕事のできない人材が来たらどうでしょう。当然腹立たしく思います。そうなるときっと、なんでこんな人に給料を払わないといけないの?と感じることでしょう。よく求人募集に「即戦力!」という言葉を見ることがあります。要はもう仕上がった人が欲しいという意味であり、その職種における合格ラインの技能を持ち合わせた人材が欲しいということです。でも、合格ラインの技能を持っていても、会社の発展まで望む高い意識を持っていない人材だったとしたらどうでしょう?もっと業績向上を目指せる可能性があるにもかかわらず、無難な仕事で満足してしまい、会社の発展は望めません。しかし経営者は違います。狙えるチャンスは一つも逃したくないのが経営者です。当たり前のことです。経営者にとって会社は自分の命と同じです。だから「社員全員が経営者の気持ち」というキャッチフレーズで士気を高めようとするのです。しかし大抵の従業員にとっての命は給料止まりです。中には給料以上働くのは損だと考える人間もいるでしょうし、酷い場合、給料に見合った働きもせず給料を貰う権利だけを主張する人間もいるでしょう。よく経営者は孤独などと言いますが、簡単に言えば、経営者と同じレベルで切羽詰まった感を持ってくる従業員はそうはいないということです。

 人は皆、自分が一番大事です。自分以上に自分のことを大事に考えてくれる人間なんていません。せいぜい親ぐらいだと思います。その他人に、自分のことを自分と同じレベルで大事に思え!と言っても、土台無理な話なのです。今の世の中、従業員を雇わずに外注先に業務提携を依頼する所以は、雇用における諸経費負担の削減だけではなく、外注先には外注先の命を守っている経営者がいることで、「みんなが経営者」の図式に近づくからです。

 では本題に入りましょう。ご夫婦で自営業をなさっているそうですが、ご主人のちょっとした仕草に苛立ってしまうストレスと、他人を雇って給料に見合わない働きしかせず苛立つストレスと比べた場合、どちらがまだ我慢できますか?自分の必死と他人が考えてくれる必死とはとんでもない開きがあるものです。身内だからこそ必死のレベルが同じだとも言えるのではないでしょうか?

 物事に迷いが生じた時は、シンプルに考えることが一番です。何を守りたい?幸せ。誰の幸せ?自分と愛する家族の幸せ。そのために頑張らなきゃいけないのは?仕事(自営業)。他人は必死のレベルが違うよ、、、。それでもいいなら人に任せたら?
 こう考えると、ご主人の仕草の苛立ちなんてどうでもいいほど、ご主人の存在が貴重なものに感じられませんか?
 どうしてもご主人が鬱陶しく思えるなら、ご主人以上に商売を必死に考えてくれる人を見つけて給料で雇うのもアリですが、果たして必死の度合いを共有してくれる他人は簡単に見つかるものですかね???(笑)

 さあ、今日も元気を出して、お幸せに!

(2017年10月16日)

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