澤田貴美子のつながる“いのち”

第36回 『運動会の思い出から、ふと思う事』

 9月後半は、運動会シーズン。
すでにもう、お子さんの運動会が終わり、ほっとしていらっしゃる方、そして、運動会を控えて天気予報とにらめっこの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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 運動会は、まさに子どもの成長を感じる時。 家庭の中でも、もちろん成長を感じる機会は日々ありますが、運動会で目のあたりにする子どもの成長の姿は、特に格別なものがありますよね。

 私自身も、子どもの運動会では、毎回毎回、子どもたちのがんばる姿からたくさんの感動と勇気をもらっていたなぁ・・・と、この時期になるといろいろなことを思い出します。 小学校1年生の運動会では、6年生の姿を見て、 「5年後には、あんなにたくましくなるんだなぁ」と未来が楽しくなり、 小学校6年生、最後の運動会では、かわいいかわいい1年生の姿に、 「あんなに小さかったのに、本当にこの5年間で身も心も成長したなぁ」としみじみ実感したり・・・。 今でも、いろいろな思い出が蘇ってきます。

 そして、自分自身の運動会の思い出も・・・。

 みなさんご自身の運動会の思い出は、どんな思い出ですか?

 私は、低学年の頃、短距離走がとてもとても苦手でした。 いつもいつも最下位で・・・。 なので、運動会の短距離走は、出来れば種目から無くなってほしい、と願う位。 でも、種目から無くなるわけ、ないですよねー。 むしろ短距離走、運動会の基本中の基本ですものね。

 けれど、運動会は大好きでした。 みんなと踊ったり、一緒に声を出して応援したり・・・。 なんといったって、1日中外でわいわいやれるのが、とても楽しくて・・・。 毎日運動会でもいい、と思う位でした。

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お弁当も楽しみのひとつ♪

 なので幸いなことに、運動が得意ではなくても、運動を嫌いになることはありませんでした。 そして不思議なことに、 運動が得意だったわけではない私が、今は運動にかかわる仕事をしています。

 人生って、何が起きるかわかりませんね。

 みなさん自身は、いかがですか?

 子どものころから得意だったことを活かしてお仕事をされている方もいらっしゃれば、 私のように、 「こんな仕事をしてるとは想像もしていなかったなぁ~」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 特技があれば、どんどん伸ばし、たとえ特技がなくても、悲観することはないのではないか、と私は思うのです。 (あくまでも、私の個人的なつぶやきです・・・)

 大切なことは、いろいろなことを経験すること。 楽しいこと、うれしいこと、悲しいこと、悔しいこと、、、 いろいろな感情を感じる経験。

 それが豊かであればあるだけ、自分のベースが作られ、自分を受け入れたり、他人を受け入れたり、そして、いろいろなことを乗り越えられる強さも持てるようになるのではないかな、と感じています。

 子どもが成長していく過程で、いろいろな感情を感じることのできる経験ひとつひとつが、 とても大切な積み重ねなのではないでしょうか。

 運動会シーズン。 自分自身の運動会の思い出から、ふとそんなことをつぶやきたくなり、 書かせていただいた今回のコラムです。

 いつも拙いコラムを読んでいただきありがとうございます。 今週末、来週末、お子さんの運動会という方もいらっしゃると思います。 運動会は、成長を感じられる大切な大切な日。 どうか、楽しい思い出の日となりますように・・・。

 次回の『澤田貴美子のつながるいのち』をお楽しみに。

澤田貴美子(さわだきみこ) フリーの産前産後フィットネスインストラクターとして、各地の産婦人科クリニックにて、妊娠中や産後、メノポーズ(更年期)の女性への運動指導・乳幼児と母親への育児支援などに従事。また、公益社団法人・誕生学協会認定“誕生学アドバイザー”として、幼児から大学生など幅広い年齢を対象に、いのちの授業「誕生学®」を届けている。

(2016年09月22日)