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澤田貴美子の「つながる“いのち”」
澤田貴美子の「つながる“いのち”」

第30回 『更年期は、女性の誰もが迎える転換期(1)』

 ここ最近、私のまわりでとてもよく出るキーワード、「更年期」。
そう、まさに今、私もこのまっただ中の年齢です。

 「更年期」というキーワードは、女性にとって誰しも聞いたことのある言葉であり、かつ、誰もが通る道でもありますね。

 「更年期」は、閉経を挟んだ前後約10年間のこと。
閉経の年齢には個人差がありますが、一般的には45歳~55歳の時期が、「更年期」といわれる時期です。

 30代半ばにピークを迎えたエストロゲンの分泌が、卵巣機能の低下により徐々に減り、急激にこの分泌が減るのが40代半ば。身体は正直です。とてもうまく出来ています。急激な変化には、身体もびっくりしてしまうわけですね。そしてこの時期には、身体の変化のみならず、さまざまな環境の変化により、社会的・精神的ストレスにさらされることも少なくない時期ともいわれています。

 例えば・・・家族の問題。夫の病気や、リストラ、定年、子どもの受験や反抗期、親の介護問題。

 職場での人間関係や立場的責任の増大によるストレス、自分自身のこれからの人生への悩み、不安感、孤独感・・・などなど。身体的変化に加えて、このようなことに直面する時期でもありますね。

 誰にでもやってくるこの時期を、どのように乗り切っていくとよいのでしょうか?

 私は、一般財団法人 日本マタニティフィットネス協会認定 「メノポーズケアインストラクター」として、産婦人科クリニックにて、更年期世代のためのエクササイズ「メノポーズケア」のクラスを担当していました。

 「メノポーズケア」とは・・・

メノポーズ(menopause) : 閉経またはその前後の期間、一般的に更年期のこと
ケア(Care) :今よりも良い状態にすること
更年期およびその前後の身体症状の改善、および予防を目的とした運動療法の名称です。

そのクラスで、「まさに更年期は、女性の誰もが迎える心身の大きな転換期」と実感する出来事がたくさんありました。

写真

更年期障害の症状でクリニックを受診されたある女性。更年期障害の症状とは、大きく分類すると3種類。自律神経失調症状、精神症状、その他の不快な症状に分類されます。

【自律神経失調症状】
のぼせ、発汗、冷え、めまい、耳鳴りなど
【精神症状】
イライラ、意欲低下、涙もろい、不眠など
【その他の症状】
腰痛、肩こり、吐き気、腹痛、乾燥感、蟻走感、排尿障害など

 この方の訴えは、血圧の上昇と、意欲低下、そして肩こりが特にひどいとのお話でした。医師からの勧めにより、この「メノポーズケア」のクラスを受診してくださいました。運動することで、今の状態を改善できるなら・・・と、ご本人は、かなり切迫した状況でした。ご参加当初は、表情もあまりすぐれず、淡々とご参加いただいているご様子でした。

 が・・・週に1回ほとんど休まずに、毎回毎回参加。そのうち、少しづつ参加者の方ともお話をされるようになり、お顔の表情も、少しづつ明るい表情に。3ヶ月位経った頃、身体にも変化が表れてきたのです。血圧も少しずつ安定してきて、体重と体脂肪も順調に減ってきました。「肩が重いのも無くなったのよ~!」と嬉しそうに話してくださいました。

 まさに、「継続は力なり」です。毎回毎回足を運んでくださった努力が積み重なり、この方はこの方自身で、更年期を乗り越え始めたんだ、と。

 そしてそれからもまた、努力は続き、ある時こんなことを話してくださいました。

 「最初は、それはそれはとても勇気がいったのよ」と。「でもあの1歩があって、今があるの。本当に1歩踏み出してよかったわ」

 初めてご参加いただいてから約1年後に、この方にもたらした大きな変化に驚いた私に、こうお話してくださいました。

 その大きな変化については、次回へ続きます。
次回の『澤田貴美子のつながるいのち』をお楽しみに・・・。

(2016年06月23日)

澤田貴美子

澤田貴美子(さわだきみこ)

フリーの産前産後フィットネスインストラクターとして、各地の産婦人科クリニックにて、妊娠中や産後、メノポーズ(更年期)の女性への運動指導・乳幼児と母親への育児支援などに従事。また、公益社団法人・誕生学協会認定“誕生学アドバイザー”として、幼児から大学生など幅広い年齢を対象に、いのちの授業「誕生学®」を届けている。

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