神野三枝の”元気をあげる!”

事務職に就いていますが、やりがいを全く感じられません

現在、事務職に就いています。収入的にそこそこ安定はしていますが、やりがいというものが全く感じられないまま数年が過ぎ、30歳を目前にして悩んでいます。仕事というのは、収入や安定を優先するものなのでしょうか?それとも、やりがいを求めてチャレンジした方が自分のためでしょうか?人生の先輩としてご指導いただけると嬉しいです。(サリー 29歳)

誰もが生きるために働いているのですから、生活のために働いているのは、間違いではありません。しかし、働く目的を、「生きるため」と、自分本位で考えてしまう事がなぜいけないかをお話ししましょう。

私の仕事の一つに、ご結婚披露宴の司会があります。進行を決めるお打ち合わせの時に、お客様が1から20までやりたい事を考えてこられたとします。すると魂のない司会者は1から20まで、お客様が決めてこられた内容の通り、そのまま進行します。でもこの20項目は順番を入れ変えたり、省いたり、手を加えたりすることで、もっと引き立ち、より大きな感動を呼ぶ事が出来るのです。長年のキャリアからそこを見定め、お客様にもっと良い内容を提案できる司会者が雇う価値のあるプロの司会者で、魂のある司会者です。

では、なぜ同じ給料でそこまでこだわるのか?それはお客様の大事なご披露宴を期待以上のものにして差し上げたいからです。この努力を惜しまない根底には、いい仕事がしたい、そこに働く価値を見出しているからできる事なのです。もし、司会者が自分の生活のためだけに働いているのなら、こんな配慮は無用です。喜びも感動も関係なく、言われた事だけしていればいいのです。でもこの類の人はプロではなく、ただの司会者です。

働く価値とは生活のためでなく、自分を活かす事。この魂がなければ、どの仕事に就いてもやりがいは見つけられないことでしょう。やりがいとは、あそこに行けば手に入るというものではありません。プロだからやりがいに出会えるのです。

仕事のプロになりましょう。

さあ、今日も元気を出して、お幸せに!

(2016年06月06日)