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神野三枝の「誰ともかぶらない大人のおもてなし」
神野三枝の「誰ともかぶらない大人のおもてなし」

第20回 『八海山の麹だけでつくった あまさけ』

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 子供の頃、この季節になると母親が「体が温まるからフーフーして飲みなさい」と両手で包み込むようにして、湯のみを持たせてくれた甘酒。名古屋弁で言うところの〝ちんちこちん〃の甘酒をそぉーっと口に含むと、思わずその熱さにびっくりしてゴクリ・・・。胸が焼けるような刺激で、胸を摩った幼い頃を懐かしく思い出します。風が冷たい日には甘酒、風邪を引くと甘酒、ひな祭りにも甘酒。思い返せば、子を思う母の愛情がそのまま与えられたような・・・という表現がぴったりの甘酒。  昔から日本の味として親しまれてきた甘酒ですが、実は製法により2種類に分類をされるという事をご存知の方は少ないようです。いわゆる私が子供の頃から飲んでいたという一般的な甘酒は、酒粕を砂糖と水で溶いて作られたものですが、もう一つは米麹だけを使い発酵させて甘さを出すノンアルコールの甘酒です。こちらは『飲む点滴』と呼ばれ、点滴とほとんど同じ成分で出来ており、栄養が豊富に含まれています。体に必要なブドウ糖・ビタミンB郡・必須アミノ酸などの栄養素が含まれ、食欲がない時や時間がなくて食事が摂れない時の栄養補給に効果的です。
そしてオリゴ糖・食物繊維が腸の善玉菌を増やし免疫力をアップさせてくれますので、強靭な体作りにも強い味方です。甘酒に豊富に含まれるオリゴ糖や食物繊維は、腸内環境を整え、排便を促す力があり、便秘解消にも一役買ってくれるのです。そして、甘みの元であるブドウ糖が血糖値を上げてくれるので、満腹感を感じ、不必要にカロリーを摂取しがちな食欲を抑え、ダイエットにも期待できるのです。ですから、近年、朝食や間食の代わりとして、この麹を発酵させて作った甘酒を飲む事を習慣化すると良いとされています。
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 では、その甘酒の歴史は?というと、どうやら起源は中国にあるようです。その昔、中国には神に祭るための酒「斉(セイ)」と、人が飲むための「酒(シュ)」の2種類のおさけがあり、甘酒はもともと斉の部類のおさけだったようです。つまり、アルコールの入っていない祠祭用のおさけとして作られたものだったのです。それがいつしか「酒」として扱われ、日本に伝わり、日本の文献に最初に登場したのが日本書紀。応神天皇が吉野に行幸した時に、古代大和の先住民が献じたという記述があります。その後、長い時を経ながら健康飲料として親しまれてきた甘酒ですが寒い冬に飲むものというイメージが強いのですが、江戸時代には甘酒売りという商売があり、夏の飲み物として売られていました。俳句では、現在でも甘酒は夏の季語なんですよ。  さて、そんな我々の健康に欠かせない甘酒ですが、1から作るとなると大変で、一晩水に漬けておいたもち米を多目の水で炊飯し、その間に麹を揉みほぐし、65度の温度をキープして・・・。説明し始めたら、難しいのと手間がかかるのとで、とてもじゃないですが家庭で作るには大変な作業を必要とされる飲み物です。  その手間のいらない栄養豊富な麹を発酵させて作った甘酒を手軽に美味しくいただける絶品をご紹介します。  新潟県南魚沼市にある酒蔵「八海醸造」が製造する「麹だけでつくった あまさけ」です。
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 酒造りで培った技術で麹をコントロールして、砂糖を使わず、米のでんぷんを糖化させて自然な甘さを引き出すことに成功したすっきりとした味わいは、一口飲んだだけで、これまで飲んできた甘酒とは一線を画す味だとうなづくことでしょう。  1本825グラムで、そのままでも、冷やしても、またカップに注いで電子レンジで温めても美味しくいただけます。ダイエットしたいと思っていても一番の敵である食欲に勝つのは難しいわけですが、そんな時に1口2口この甘酒を飲むと、お腹の空腹感が緩和され、余計なカロリーを摂取するのを防いでくれるのが、私のオススメポイントです。ノンアルコールで、しかも麹だけで製造している点が魅力で、添加物の心配がなく、家族みんなの健康に配慮した甘酒は、冬場の手土産として、優しさが感じられるお使い物です。  初めて飲んだ時の感動は、きっと先様にお贈りした時の、絶対の安心感を感じられることでしょう。
 

(2016年01月18日)

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