オピ・リーナ opi-rina
menu
オピ・リーナ opi-rina
澤田貴美子の「つながる“いのち”」
澤田貴美子の「つながる“いのち”」

第17回 『子育てにマニュアルなんてない。何が正解なんて、わからない』

 以前に出逢ったママが、こう話されていました。

 「育児サークルなどいろいろな場所に連れていくと、かえって他の子との違いに目がいってしまって、どんどん自信が無くなってしまうんです」

イラスト

 実は、こう話されるママは少なくはありません。

 特に、同じ月齢の子が集まるサークルは、どうしても発達の違いが目立つもの。
「発達には個性がある」は耳にタコが出来るくらい聞いている言葉。
わかっていても、ついつい、やっぱり気になってしまうのが親心です。

 第一子の子育ては不安だらけ。
「この子はこの子らしい発達をしているんだ、とわかっていても、
こんなに発達がゆっくりなのは、私のせい?と思ってしまうんです」
そう感じるのも、無理はありません。

 第二子の子育ても同様で、少し余裕が持てるようなりながらも、
比較対象の子が目の前にいるだけに、
逆に第一子と比較してしまい、不安を感じるママもいます。

 「もしかしたら、同じ月齢の子が集まるサークルではなくて、異年齢の子が集まる場所の方が、ママも気が楽になるのかも・・・」

 ひとつの案として、他の場所を紹介しました。
こんな時、いつも悩みます。
だって、子育てのマニュアルに正解なんてないのですから・・・。

 ただ、いろいろな情報に溢れる世の中だからこそ、
その情報の中で、ママ自身がご自身に合うものを探してもらえたら、と
いつも考えています。
何事も、自分自身で体感し、自分で決めること。
大人も子どもも大切なのではないかなぁと感じる毎日です。
(このことについては、また次回に詳しく・・・)

 すると、数ヶ月後のある日・・・

 「私がどうしても苦しく感じたから、あれからしばらく同じサークルに行くのはやめてました。
年齢もバラバラな子たちの集まりに参加しています。
そしたら、私も同じだったよ、というママがいて、私だけがこんなこと考えてるわけじゃないんだ、と嬉しくなりました。
ちょっと気が楽になったので、またあのサ―クルにも参加しようと思います」
と話してくれたのです。

 子育てしていると、正解を求めたくなります。

 「これでいいの?このやり方で合っているの? 私はちゃんと、子育てできているの?」って。

 正解って、何だろう? ちゃんとって、どうすればちゃんとなんだろう?

 「私には、この子ひとりしかいない、1回きりの子育てだから、
失敗したくないんです」
そう話される方も少なくありません。

 そもそも、子育てのマニュアルに、正解なんてないのではないでしょうか。
まして、何をもって失敗と判断するのでしょうか。

 受験に成功したとか、失敗したとか?
就活に成功したとか、失敗したとか?
結婚できたかとか、子どもができたかとか?

 志望校に合格しなくても、失敗なんかじゃない。
入りたかった会社に入れなかったからって、失敗なんかじゃない。
結婚できないからって、子どもが授からなかったからって、
未熟な人間なわけじゃない。

 お子さんの発達を気にかけていたママが、誕生学®をきいてこう言ってくださいました。

 「ひとりひとりが、大切ないのち。
いのちを大切に、自分を大切にできる子を育てようと思いました。
だから今は、この子のすべてを認めて、たくさん抱きしめることですね」と。

 結局、子育てにマニュアルなんてない。
何が正解かなんてわからない。

 だからただただ、目の前のわが子のありのままを受け止めて、
そして心をたくさん抱きしめたい。

 オピ・リーナのイベントページ編集部ブログでもご紹介いただきました、
 わが子をぎゅっと抱きしめたくなるイベント、
「いのちってスゴイ!2015 in 岐阜」が、いよいよ12月13日に開催されます。
 みなさまのご来場、お待ちしております!

 次回の『澤田貴美子のつながるいのち』をお楽しみに。

(2015年12月10日)

澤田貴美子

澤田貴美子(さわだきみこ)

フリーの産前産後フィットネスインストラクターとして、各地の産婦人科クリニックにて、妊娠中や産後、メノポーズ(更年期)の女性への運動指導・乳幼児と母親への育児支援などに従事。また、公益社団法人・誕生学協会認定“誕生学アドバイザー”として、幼児から大学生など幅広い年齢を対象に、いのちの授業「誕生学®」を届けている。

神野三枝コラム

澤田貴美子コラム

Today's Fotune 今日の占い

Mail Magazine 登録無料

下記フォームより
メールアドレスの登録を行ってください

> 登録 >>メルマガについて
ページトップに戻る