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澤田貴美子の「つながる“いのち”」
澤田貴美子の「つながる“いのち”」

第16回 『性についての話、まず伝えてほしいこと』

 前回のコラムを読んでいただいてのご感想をたくさんいただきました。ありがとうございます。

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 ちょうど、コラムの公開の翌日に、
ドラマで中学生の妊娠&出産、そして特別養子縁組について取り上げられていたので、
その内容とも重なり、みなさんがわが子のこととして考えてくださり、
リアルな声で想いを届けてくださいました。

 「性についての話、いつかはきちんと話したいとは思いながら、
何をどう話したら良いか悩み、なんとなく避けてきました。
ちゃんと向き合うことが大切だな、と感じました」

 「中学生が妊娠なんて、特別の例でそうそうない話ですよね。
わが子がそんな立場になったら・・・と心配しすぎるのもどうなのでしょうか。
それに、親が話さなくても、友達といろいろ情報交換したりしますよね。
私自身も、親からは聞いたことがありません」

 「コラムの中にあった中学生からの感想を読んで、
やはりうまれるまでのこと、うまれた時のこと、
いのちの大切さを心で感じることがとても大切だと感じました」

 多感な思春期の時期にさしかかると、性への興味を持つことは当然で、
そのこと自体は、決して心配しすぎる必要はないといわれています。
むしろ、健全ですよね。

 問題なのは、子どもたちを取り巻く環境が、大きく変化しているということです。
保護者の方向けの講座の中で、よくみなさんにお尋ねするのですが・・・

 保護者のみなさんが思春期の頃、性の情報はどのようなところから入ってきましたか?

 そして現代社会では、
子どもたちへどのようなところから情報が入ってきているのでしょうか。

 この違いを考えただけで、
子どもたちを取り巻く環境の大きな変化に気付いていただけるのではないでしょうか。

 友達との情報交換すら、減ってきているといわれています。
インターネットという便利なツールがありますから。
仮に友達と情報交換するとしても、
その情報源のほとんどは、インターネットです。

 正しい情報だけを入手してくれたら安心なのですが、
現代社会の問題点がここにあることが、心配な点です。
「メディア・リテラシー」を学ぶことが、
大人も子どももとても必要な世の中ですよね。

 だからこそ、正しい知識を伝えていきたい。
私自身、そんな想いで活動をしています。

 親子で性の話をするのは、
ハードルが高いと感じてみえる方がとても多いと実感しています。
そして本当に大切なことが、
もしかしたら子どもたちに伝わっていないのかも・・・と感じることも。

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チョークアートです

 まずは、難しく考えずに
この第一歩から・・・

 「あなたがうまれてきてくれて、本当にうれしかったよ」

 いちばん大切なのは、
このことを言葉で伝えることからなのかもしれません。

 次回の『澤田貴美子のつながるいのち』をお楽しみに。

(2015年11月26日)

澤田貴美子

澤田貴美子(さわだきみこ)

フリーの産前産後フィットネスインストラクターとして、各地の産婦人科クリニックにて、妊娠中や産後、メノポーズ(更年期)の女性への運動指導・乳幼児と母親への育児支援などに従事。また、公益社団法人・誕生学協会認定“誕生学アドバイザー”として、幼児から大学生など幅広い年齢を対象に、いのちの授業「誕生学®」を届けている。

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