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澤田貴美子の「つながる“いのち”」
澤田貴美子の「つながる“いのち”」

第11回 『父性と母性 イクメンって?』

 2010年に「イクメン」という言葉が流行語大賞のトップ10に入ってから、はや5年。このワードもすっかり浸透してきましたね。

 改正育児・介護休業法の施行を機に、男性の育児参加の社会的気運を高めることを目的として、厚生労働省雇用均等・児童家庭局が「イクメンプロジェクト」を発足したことから、一気にこのワードが広まりました。

 そして最近では、「なぜわざわざイクメンって言うの?父親として、育児をするのは当たり前!」という認識も高まり、「イクメン」について、しばしば議論されていますね。

 確かに、それも一理ありますね。
ただ、この「当たり前」について、「父性と母性」の点から考えてみると、いろいろと思う事があります。

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女性は、妊娠すると、自分自身の身体に大きな変化が起きますよね。
まず、月1回来るはずの月経が止まり、身体に変化が。
つわりの程度には個人差がありますが、全く食事が受け付けられなくなったり、食事の好みが変わったり・・・。

 

そして、おなかの中で、ポコポコと感じる胎動。
これがじきに激しくなり、「ママ~!ここに生きてるよ!元気にしているよ~!」と、赤ちゃんからのサインを直接自分の身体で感じることが出来る。
大きいおなかを抱えて過ごす妊娠期が、自分自身の事として感じられるわけです。
出産で経験する様々な痛みも、自分自身の身体で起きること。
だから、より実感を持ちやすいのだと思うのです。

それでも、「出産後、実感が持てなかった。授乳をしたり、赤ちゃんのお世話をしているうちに、ようやく実感が持てるようになった」という感じるママも多いです。それも自然なことなのではないでしょうか。

そう考えると・・・。 自分自身の身体の中で、何ひとつ変化のない男性にとって、なかなか実感が持てないことは、無理ないのかもしれません。
母性も時間をかけて育つものだと感じますが、父性が育つには、さらに時間がかかるのかもしれないですね。

像だって育児に協力的?!笑
像だって育児に協力的?!笑

もちろん、「夫の方が、妊婦健診を楽しみにしているくらいです」という方や、 「育児も家事も自然にやってくれています」という方もたくさんいらっしゃいますが、

妊娠中の女性から、産後の女性から、 「父親の自覚がない」という嘆きの言葉をたくさん聞いてきました。 でも、「だんだん変わってきました!」という嬉しいご報告もたくさんいただきました。

「父性が育つには時間がかかるもの」と理解して、 「夫育て」も楽しんでみませんか?

そして、夫婦の絆、家族の絆が深まっていきますように・・・。

次回の『澤田貴美子のつながるいのち』をお楽しみに。

(2015年09月10日)

澤田貴美子

澤田貴美子(さわだきみこ)

フリーの産前産後フィットネスインストラクターとして、各地の産婦人科クリニックにて、妊娠中や産後、メノポーズ(更年期)の女性への運動指導・乳幼児と母親への育児支援などに従事。また、公益社団法人・誕生学協会認定“誕生学アドバイザー”として、幼児から大学生など幅広い年齢を対象に、いのちの授業「誕生学®」を届けている。

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