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神野三枝の「誰ともかぶらない大人のおもてなし」
神野三枝の「誰ともかぶらない大人のおもてなし」

第4回 『丸昌稲垣の生七味』

 大人になると、ちょっと誰かと会う時にでも手ぶらでというわけにもいかず、かといって高価なものでは相手を逆に恐縮させてしまうもの。数百円程度の物で、かつ、もらって嬉しいものをセンス良くお持ちしたいものです。それと大事なことがもう一つ。荷物になるような大きなものは、これまた相手を煩わせてしまいますので、差し上げた方がカバンに入れて持って帰っていただける小さな物という心配りも忘れてはなりません。
昌丸稲垣の生七味
 ある集まりの時でした。知り合いの方が「1つだけですけど・・・」と小さな包みをくださいました。何だろう?重さといい、形状といい、ジャムかな?包みを開けると、ジャムのような瓶の表には「生七味」と記されていました。生七味?七味と言ったら乾燥した粉が当たり前。  作っているのは長野県飯田市にある丸昌稲垣株式会社。大正14年創業のお味噌屋さんです。南アルプスと中央アルプスに挟まれた自然豊かな南信州で創業以来90年にわたって、昔ながらの本樽熟成にこだわり、良質な味を守って来られた老舗の蔵元です。その味噌作りの技の歴史の中から生まれたのが「生七味」。蓋を開けるとなんとも食欲をそそる良い唐辛子味噌の香りが広がります。うどんに一さじ溶いてみたら、粉唐辛子では到底出せない味の深みが感じられ、鍋物はもちろん、豆腐料理、炒め料理、鍋物、生野菜にと何にでも感動的なひと味を加えてくれるのです。「これはすごい!」
 
昌丸稲垣の生七味
 味を占めた私は、以降ちょっとした手土産に、いつもこれを持参するようになったのです。味の満足はもちろんの事、大きさといい、お値段といい、気の利いた手土産にぴったりの一品です。どなたに差し上げても喜んでいただける「丸昌稲垣の生七味」は、贈り手のセンスの良さがキラリと光る、小粋な大人のおもてなしです。

(2015年05月18日)

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