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神野三枝の「誰ともかぶらない大人のおもてなし」
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第3回 『DO LIVING ISSEIDOのせいくらべ』

 その商品は、人生をインテリアに捧げた一人の男の愛と情熱から生まれました・・・。  その男とは、半田に本店を構える一誠堂(イッセイドウ)の社長 杉浦一幸(すぎうらかずゆき)氏。
一誠堂は昭和5年、一幸氏の叔父が半田に表具店を創業したところから始まりました。
DO LIVING ISSEISO社長 杉浦一幸氏
DO LIVING ISSEISO社長 杉浦一幸氏
 その後、父である幸(みゆき)さんが受け継ぎ、家族経営であった表具店に一幸氏が入社したのは昭和60年、大学を卒業して5年、商社で経営と営業を学んだのちの27歳の時でした。この時、一幸氏は向こう30年の目標を立てたと言います。会社の規模、店舗拡大の計画、従業員の人数、「西暦何年にはこうなっている」という事細かな会社の設計図ともいうべき計画書を作ったのです。  まず最初に手がけたのは昭和60年、時代はホームセンターブーム。一幸氏はホームセンターの店頭で、ふすまの張替えのセールスを考えつき、大成功を収めたのでした。その手腕は知多半島で1番の売り上げを上げる表具店にまで成長。次に、内装全般に業務を拡大。平成8年に表具店 一誠堂は“DO LIVING ISSEIDO(ドゥ・リビング・イッセイドウ)”と名を改め、インテリア会社へと発展。その後、建築を手掛けるまでに奇才を放った一幸氏は、建築からインテリアまで、住まいの総合プロデューサーという文化人へと七変化を遂げたのでした。
 
3月にオープンしたDO LIVING ISSEDO 星ヶ丘テラス店
3月にオープンしたDO LIVING ISSEDO 星ヶ丘テラス店
 ところがご本人はあくまで職人気質の、ただインテリアを愛するという純粋な考えのもとに生きておられる方で、その穏やかな人柄に住まいの温もりとリンクするものを感じる人物です。
 
星ヶ丘テラス店をプロデュースした店長の財津健太郎さん
星ヶ丘テラス店をプロデュースした店長の財津健太郎さん
 一誠堂といえば「一枚板のテーブル」という代名詞がつく会社ですが、それは一幸氏の子供の頃からの構想だったと言います。昔の日本は一枚板の商品は、割れや歪みが出るため、メーカーは取り扱うことをしなかったそうです。ところがその最小限にしか手を施していない一枚板こそ、素材の良さを存分に表現したインテリアであると惚れ込んだのは一幸氏が若干小学生の時。
 
写真
 こうして、物心ついた時から人生を住まいとインテリアに捧げてきた男が、ある建築現場で立ちすくんだそうです・・・。  新築物件を依頼され、古い家を取り壊している時でした。そこのお宅の柱に、子供の身長の成長を記した柱があったそうです。家は新しくしても、家族の記録や記憶をなかったことにしたくない・・・。その時、一幸氏の情熱に火がついたのです。「この柱を新居に持って行こう!」こうして、新しい家の壁に、なんと粋なインテリアとして、あの柱の傷が蘇ったのです。まさにチーム一誠堂のサプライズに、お施主さんは感激して喜ばれたそうです。  現代社会においては、マンションで柱そのものがない住まい環境も少なくありません。そこで、古き良き習慣を現代インテリに取り入れてみてはどうか?この発想で誕生したのが“せいくらべ”です。  1枚の板に、子供の身長を記して成長を喜ぶ。この商品は、一誠堂のオリジナル開発商品として、今や、世界に発信され始めています。一幸氏は言われます。最新のインテリアの中に、古き良きものを息づかせる、それが一誠堂の信念ですと。  せいくらべは発売から、赤ちゃんの誕生祝い、新築祝い、お孫さんへのプレゼント、など多くのお客様に愛されています。他の方とはちょっと違ったお祝いの品をお贈りしたい、と思われる、粋な大人にぴったりの、センスの光るプレゼントです。  一幸氏は言われます。
「せいくらべの開発の元になったエピソードこそが、我々の考える本当のおもてなしです。我々にとってお客様に満足していただくのは当たり前、それ以上の夢や感動を提供するのが一誠堂です」

(2015年05月04日)

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