サンマのオイル煮
サンマの塩焼きを存分に味わったら、次は洋風のサンマ料理はいかが?ニンニクの香りを移したオリーブオイルで煮ると、サンマがとても食べやすく、ビールやワインのおつまみにもぴったり。煙でモクモクしないのも◎。

- 材料(4人分)
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サンマ・・・4尾
オリーブオイル・・・1/3カップ
ニンニク・・・小4かけ
塩・・・小さじ2/3
黒コショウ(粒)・・・少々
赤唐辛子・・・小3本
ローリエ・・・2枚
パセリのみじん切り・・・大さじ2
レモンのくし形切り・・・適宜

<1>サンマの内臓を取る
サンマはウロコを取り、水で洗って頭を切り落とす。切り口の部分から内臓を取り、水で洗って水気を拭く。
<2>サンマに切り目を入れる
サンマの皮目に、横に浅く切り込みを入れる。頭のほうから尾のほうまで、1センチぐらいの間隔を空けて切り目を入れ、裏側も同様に切り目を入れる。こうすると皮が汚くめくれることがなく、見栄えよく仕上がる。
サンマの長さを半分に切る。
<3>ニンニクオイルを作る
口径の広いフライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れて弱火にかけ、じっくり熱してニンニクの香りをオイルによく移す。
<4>サンマをオイルで煮る
サンマを重ならないように並べ入れ、塩、黒コショウを加え、赤唐辛子、ローリエも入れて中火にかける。
サンマにスプーンでオイルをかけながら、10分ほど中火で煮る。途中でパセリを加える。
<5>盛り付ける
器にサンマを盛り、フライパンの油を注ぐ。食べなくても、料理に使ったニンニクやローリエも一緒に盛ると見た目がよい。好みでレモンを搾っていただく。油をパンにつけて食べてもおいしい。
わたしの台所

サンマは塩焼きならば、苦みのあるワタ(内臓)まで食べられますよね。今回紹介したオイル煮などで、筒状のまま調理することも多いですが、その場合は内臓は抜きます。
まな板の上に古新聞を敷いて、サンマの頭を切り落とします。すると切り口から、内臓が少し出ます。もしも内臓が出にくいときは、指で魚の腹をちょっと押せば出ます。
これを包丁の先で押さえながら、逆の手でサンマを持って引きます。こうすると、いとも簡単に内臓が取れるのです。
切り落とした頭や内臓は、古新聞に包んで捨てればよいので、後始末もラク。旬のおいしいうちにサンマを大いに味わいましょう。