大庭英子のおいしい家ごはん

たけのこごはん

 日本の春のごちそうです。食卓で、ご家族から「おっ!」という声が上がること間違いなし。タケノコは薄味で煮て、煮汁も使ってご飯を炊くのが、体にしみるようなおいしさの秘訣(ひけつ)です。

たけのこごはん

★1人分338キロカロリー、脂質3.4グラム、塩分1.0グラム

材料(4人分)

米・・・2カップ
ゆでタケノコ・・・1本(約200グラム)
油揚げ・・・1枚
だし汁・・・2カップ強
酒・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1
しょうゆ・・・少々
塩・・・小さじ1/2
木の芽・・・20枚ぐらい

たけのこごはん

<1>タケノコを切る
 ゆでたタケノコは縦半分に切る。穂先は4~5センチ長さに切り、最初の切り口を下にして縦3~4ミリ厚さに切る。
 根元の部分は繊維を切断するように、4~5ミリ厚さの半月切りにする。さらに端から3~4ミリの厚さの細切りにする。

<2>油揚げの下ごしらえをする
 油揚げは熱湯でひとゆでし、ザルに上げて粗熱を取る。水気を絞り、5ミリ角ぐらいの粗みじんに切る。

<3>具を煮る
 鍋にタケノコ、油揚げ、だし汁2カップを入れて中火にかけて、煮立ったら酒、みりんを加える。再び煮立ったら弱火にし、フタをして7~8分煮る。
 しょうゆ、塩を加えてふたをし、さらに8~10分弱火で煮て、火を止めてそのまま冷ます。

<4>米を浸水させる
 米は炊く30分~1時間前に洗ってザルにあげ、水気をきる。

<5>炊く
 (3)が完全に冷めたら、具と煮汁に分ける。炊飯器に米と煮汁を入れて、水分が足りなければ、目盛りまでだし汁を加える。上に具をのせ、ふたをして普通に炊く。
 炊き上がったら全体を混ぜて器に盛り、木の芽を散らす。

たけのこごはん わたしの台所

 タケノコはパスタ鍋のような大鍋で湯が循環するように強めの火でゆでます。

 ゆで方は次の通り。タケノコ3本(1本300~350グラム)の皮を洗い、根元を薄く切り落とし、穂先を斜めに切り落とす。縦に1本、皮に切り目を入れる。

 大鍋にタケノコ、たっぷりの水、米ぬか約2/3カップ、赤唐辛子1、2本を入れて強火にかける。煮立ったら落としぶたをして、噴きこぼれない程度の強火で40分~1時間ゆでる。そのまま冷ます。

 表面のぬかを洗い落とし、縦の切り目から、穂先の姫皮を残して皮をむく。すぐに食べない分は、水を張った容器に入れて冷蔵。水を替えながら、2~3日で食べきります。

おおば・えいこ 料理研究家。約30年のキャリアを持ち、和洋中エスニックとあらゆる家庭料理を身近な材料で作りやすく紹介する。『帰ってから30分で作れる晩ごはん献立』(成美堂出版)など著書多数。

毎週日曜日 中日新聞サンデー版に掲載